戦後日本には、アメリカ属国論というのがずっとあるわけですね。私は日本がアメリカの属国だとは思わないけれど、この属国論を説いて、自主外交路線とかの旗を掲げる人々の幼稚さには愕然とするものがあります。 もし日本が、アメリカとの同盟関係を捨てて自主外交、自主防衛路線を取っていたなら、中韓の反発、警戒心は、靖国の比では無いでしょう。それはアメリカという軛から解き放たれるということですから。近隣諸国にとって、これほど恐ろしいことはない。 防衛費だって、恐らくはずっとGNPの3パーセント前後を行ったり来たりしたことでしょう。もちろん冷戦終了時まで、日本には徴兵制があったはずです。核武装だって、どこかで決断せざるを得なかったでしょう。アジアの覇権を巡り、好むと好まざるとに係わらず、恐らく2度3度小さな戦争が起こり、日本も巻き込まれていたはずです。 対米貿易とて、山ほどの障壁を作られ、日本は貿易によって今
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