タグ

デザインと書評に関するumetenのブックマーク (6)

  • まちづくりって結局ミドルクラスのノスタルジーじゃないの?/People, Plans, and Policies by Herbert,J.Gans

    このハーバート・J.ガンズさんは、かなり有名だと思うが、長い間邦訳がなかった。 2006年にようやく『都市の村人たち : イタリア系アメリカ人の階級文化と都市再開発』が 松康訳でハーベスト社から出た。都市社会学って、この国では社会学以上に、人気がないのだ。 最近では日経済新聞社からも邦訳が出るほどの人気者である、J.ジェイコブズさんが『アメリカ大都市の生と死』というを書いて、都市計画や再開発が都市のコミュニティを滅ぼすってなことを書いたのと、相前後して、Gansさんも、その『都市の村人たち』(長い間「アーバン・ヴィレンジ」と言って来たから、その方が口になじむけれど)というのを書いた。 どちらも主唱するところは、都市スラムは環境的には荒廃しているようにみえても、社会的には非常に機能しており、むしろスラムの再開発はそれをかえってめちゃくちゃにしちゃう、というものである。 最近はなんでもか

    まちづくりって結局ミドルクラスのノスタルジーじゃないの?/People, Plans, and Policies by Herbert,J.Gans
  • 【スゴ本】土井さん推奨の「インセンティブ」が面白かった件 : マインドマップ的読書感想文

    の概要】◆今日ご紹介するのは、かつて「ヤバい経済学」にハマった方なら、見逃せない1冊。 ちょっと前にリアル書店で見つけて、編集後記でご紹介した後も、他のと平行して味わって読んでいたら、土井英司さんのメルマガに先を越されて超涙目の巻。 の帯の推薦の言葉が、アマゾンの内容紹介にもありましたので引用します。▼「タイラー・コーエンは、経済学者であり、カルチャー渉猟家であり、レストラン評論家であり、世界最高のブロガーでもある。このはチャーミングで、聡明で、とてつもなく創造的だ」(ティム・ハーフォード、『まっとうな経済学』著者) ▼「このは、あなたに世界の当の可能性を伝え、より良く考えることが、より良く生きることに役立つのだと教えてくれる」(ジェームズ・スロウィッキー、『「みんなの意見」は案外正しい』著者) 付箋もこんな感じで貼りまくりでございました。 いつも応援ありがとうございます!

    【スゴ本】土井さん推奨の「インセンティブ」が面白かった件 : マインドマップ的読書感想文
  • 「流線形」に未来を感じてしまうのはなぜか - エキサイトニュース

    子どものころに、何かの科学雑誌で見た近未来都市は、ちょっと角が取れた感じのビルが建ち並び、その間を透明な丸いパイプ状の空中歩道が通っていた。 丸い、流線形をしたものを見ると、そこに未来的な何かを感じてしまうのだが(僕だけ?)、これは一体なぜなのだろうか。 こんな疑問に答えてくれそうな書籍を見つけた。早稲田大学・原克(はら かつみ)教授の書籍『流線形シンドローム―速度と身体の大衆文化誌』だ。 そもそも流線形とは、大辞林によると、「先端が丸く、後端がとがり、全体として細長い形。流れの中に置くと、後方に渦(うず)をつくらず、流体から受ける抵抗が非常に小さい。魚のからだの形がその例」とある。書によると、こんにちの意味で「流線形」という言葉がはじめて使われたのは1911年。アメリカの科学雑誌の、最新の自動車ボディーを紹介する記事でのことだった。 それ以前は、ものが進むときに最も抵抗が少ないのは、先

    「流線形」に未来を感じてしまうのはなぜか - エキサイトニュース
    umeten
    umeten 2009/08/03
    >ときになにか不都合なものを「障害因子」や「ムダ」と呼んで強制的に排除してしまうという危険な発想を生んだ、ということにも触れられており、興味深い。
  • エスノグラフィの研究者より人間に詳しい人 - 観察と記述(2009-04-17)

    エスノグラフィの研究者より人間に詳しい人 それは、アニメーション作家である。 ディズニーアニメーション 生命を吹き込む魔法 ― The Illusion of Life ―(フランク・トーマス/オーリー・ジョンストン) 理由は簡単だ。 観察するだけにおわらず、アニメーションとして人の動きを作り出すからだ。人の動きは環境との関係性も把握することになり、それは単に人間だけの動きというよりも、環境との関係性のデザインである。 このはまだ読み切ってないけれど、「動き」の教科書だ。動きとは、動物の質だから、動物の質、動物の構造を環境との関係で記述する教科書ともいえるだろう。 アニメーターはキャラクターを描画し作れるようになれば、観察の視点はよりいっそう深くなる。 宮崎駿の師匠ともよばれている大塚康生の特集ビデオ。 これはかなり面白かった。これをみれば、アニメーターの人と道具や環境にたいするまな

    umeten
    umeten 2009/04/17
    環境により生成されるコミュニケーションとパフォーマンス、という視点。
  • デザインの新しい基礎理論: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つ前の「学問・職能領域のリデザイン」というエントリーで、「そろそろ格的に仕事のしくみにしても学問のしくみにしても近代以降のリデザインをはじめてもよいのではないか」というようなことを書きました。 そんな問題意識をここしばらくずっと抱いているわけですが、それを考えるうえで打ってつけの一冊を運良く手に入れられました。 クラウス・クリッペンドルフという人の『意味論的転回―デザインの新しい基礎理論』というです。 デザインとは物の意味を与えることである。 初版発行が2009年4月1日となってますので、出たばかりのですね。 僕自身、まだ読み始めたばかりですが、すこし紹介。 デザイナーはその職としての腕前を失ってしまったなぜ僕がこのを気に入ったかというと、クリッペンドルフの次のよ

  • 1887年にも元素を擬人化した人がいるようです : お茶妖精

    2009年03月13日 1887年にも元素を擬人化した人がいるようです ↑ルーシー・ジェーン・ライダー・メイヤーさんという女性が書いた「物の妖精たち(Real Fairy Folks.別名、Fairyland Of Chemistry)」というで、双子の兄妹が伯父さんから化学を教わる話だそうです。 見難いですが羽と腹巻き(?)にClと書いてます。塩素分子ですね。電子を1つずつ共有してるので手も一なんですが、ちょっと不気味。羽は揮発性を表現してるそうです。 これは水素分子。やっぱり腹巻きにHと書いてます。比較すると塩素がややブサイクなのはやっぱり匂いのせい? 塩素と水素がくっついて塩化水素。 NaCl。塩っすね。揮発しないので羽がありません。 水分子。いかにも水属性っぽい。召喚できそう。 空気の絵。窒素と酸素の比に注目。ちゃんと4:1になってます。当は二酸化炭素もわずかにあるけど比率

    1887年にも元素を擬人化した人がいるようです : お茶妖精
  • 1