学校法人「森友学園」(大阪市)が開校を目指す小学校の認可をめぐる問題に関連し、大阪府が9日、行った大阪府豊中市の小学校建設予定地を視察で、大勢の報道陣を前に籠(かご)池(いけ)泰典理事長が持論を展開。「財務省の国有地のことと小学校の認可のことが別々のことにもかかわらず、一緒くたになって皆さん方が私を追いかけてきた」と訴えた。 籠池氏は、「この件で私自身が仕事をできなくなりました。皆さん方は私をずっと追いかけてこられた。これは皆さん方の表現の自由、報道の自由もわかるけど、基本的人権は大切やないかなと僕は思っています」と述べ、報道に対する不満を爆発させた。 具体例として、「パパラッチのように園バスの後ろを車で追いかけてきている。止まれば止まる。こういうことがたくさんあるんです。こういうことはするべきではないよ」と述べ、「わが国は民主国家だし、みんなで生きていかなければならない」と語った。