<こうのとり追って>第2部・不妊治療を知る 反響特集 過酷な実態、理解して 2011年3月4日(金)13:00 不妊の原因や治療方法を取り上げた連載企画「こうのとり追って第2部 不妊治療を知る」(1月31日〜2月4日)には、メールや手紙などで多くの反響が寄せられました。記事で取り上げた男性が原因の不妊や、子どもを産める年齢には限界があることなどについて、不妊の経験がある人だけでなく、幅広く意見をいただきました。みなさんの声の一部を紹介します。【五味香織、下桐実雅子、藤野基文、須田桃子】 ◇原因の夫、ショック強く つらい体験切々と 「おれと結婚しなければ良かったね」「そんなことないよ」 埼玉県の主婦(33)は昨秋、夫(36)と不妊の検査を受けた。主婦の卵巣にも不調が見つかったが、それ以上に夫の精子の少なさは深刻だった。医師は「自然妊娠は難しい」と言い、夫はしばらく泣き続けた。 結婚してから2