23日、JR名古屋駅近くの歩道に乗用車が突っ込み、13人がけがをした事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された男は「アクセルを思い切り踏み込み、加速して歩道に入った」と供述していることが、警察への取材で新たに分かりました。 警察は無差別に人をはねて殺害しようと、車を暴走させたとみて詳しく調べています。 23日午後2時すぎ、JR名古屋駅近くの名古屋市中村区名駅の交差点で、乗用車が歩道に突っ込み、歩行者などを次々とはねて、13人がけがをしました。 警察は運転していた名古屋市西区の無職、大野木亮太容疑者(30)が、「人をはねて殺すつもりだった」と話したことなどから殺人未遂の疑いで逮捕し、容疑を裏付けるため、24日午後、大野木容疑者の自宅を捜索しました。 警察によりますと、大野木容疑者は調べに対して「アクセルを思い切り踏み込み加速して歩道に入った。ブレーキを踏んだ覚えはない」と供述していることが新たに分か