昨年12月に発売された光文社新書『視力を失わない生き方』。この本では、海外の学会で最高賞を20回も受賞している世界的トップ眼科医が、日本の眼科の時代遅れの治療を告発しており、発売から1カ月で3刷りと、売れ行きも絶好調である。 著者の深作秀春医師は、「眼科は外科であるため、手術の腕がとても重要」と眼科選びの重要性をくり返し訴えているが、さらに、本の中では触れられなかった、手術の際に用いられる「眼内レンズの質」も重要だと訴える。以下は、深作氏が寄せてくれた言葉だ。 白内障手術は技術だけでなく、眼内レンズ自体の質も重要 私がアメリカ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)の理事になりたてのころ、眼内レンズの品質が大きな問題になった事件が頻発しました。中でも、世界的な某企業の製造するレンズは、材質の分子間結合が緩く、間に水の分子が入り、次第に濁ってくるという問題が起きました。眼内レンズにはアクリルとい
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