「第二新卒」(社会人としての就業経験が3年以内)の方向けにキャリアカウンセリングを行っていると、入社してから数日や数カ月で辞めてしまった方とお会いすることがよくあります。 この記事の写真を見る すぐに仕事を辞めてしまうのは「根性がない」「仕事ができない」からだと思われがちです。しかし、最近では「高学歴」「意識が高い」と言われている若手であっても、すぐに辞めてしまうケースもあります。(参考記事:「『意識高い系』新入社員が3カ月で辞めるワケ」)。 ■環境だけを変える転職は失敗する また新卒就職者(大卒)の3年以内離職率は、若干の変動はありますが、過去20年間にわたって、3割前後で推移しています。「最近の若い者は」と言われがちですが、昔から若手が3割程度辞めているという状況は続いているのです。 なぜ、こんなにも多くの新入社員が、短期間で離職してしまうのでしょうか? 入社してしまった会社がブラック