赤木さんの本を出す理由 - 希望は、戦争?blog 〜「丸山眞男」をひっぱたきたい Returns〜双風舎谷川茂氏による「赤木さんの本を出す理由」というエントリですが、私も、赤木論文を一過性の雑誌掲載だけにとどめず、書籍化する意義は大きいと思います。出版されたら買うつもりです。 ただ、谷川氏のエントリを読んでいて気になる点があります。それは、やたらと「学者先生や院生さん」「マスコミ」の話ばかりが出てくることです。他の谷川氏のエントリやコメントもそうです。 しかし赤木論文を書籍化する一番の価値は、「学者先生や院生さん」よりも、普段『論座』なんか手に取らないであろう、フリーター、非正規雇用層に広く読まれる可能性ではないか。谷川氏自身、最初のエントリで、読者層をこう想定しています。 読者層 : 高校生以上の一般読者。とくに、20-40歳の非正規雇用層。論壇に関心のある一般読者と研究者など。赤木さ