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ブックマーク / drupal.cre.jp (2)

  • 『機関銃の社会史』ジョン・エリス 最強であったはずのヨーロッパ列強の軍隊が、なぜ機関銃を相手にかくも悲惨な戦いを繰り返したのか | Drupal.cre.jp

    『機関銃の社会史』ジョン・エリス 最強であったはずのヨーロッパ列強の軍隊が、なぜ機関銃を相手にかくも悲惨な戦いを繰り返したのか 第一次世界大戦の記録を読むと、繰り返し出てくるのが機関銃の威力である。 機関銃の弾幕は、歩兵の突撃を文字通り粉砕した。銃剣連ねて突撃をかける歩兵の集団は、近寄ることすらできずに打ち倒され、屍をさらすことになる。 しかし、現代では。 第一次世界大戦よりもはるかに高性能の機関銃を、歩兵が分隊レベルでの支援火器として保有しているほどの現代では。 ここまで機関銃は恐るべき兵器ではない。 つまり、機関銃を持つ相手への戦い方はあるのだ。 どうするかというと、機関銃があるところには、生身では突っ込まなければよいのである。戦車などの装甲車両があれば、それに突破させればいいし、なければ迂回する。迂回が不可能ならば、迫撃砲やこちらの機関銃などで制圧しつつ接近する。 戦車こそ

    umeten
    umeten 2008/08/17
    >新技術が普及した時にどうなるか。/結果を知る前に未来を正しく予測できる人間が少ないのは、別に機関銃に限ったことではないのだ。/Googleストリートビューがなぜ軽々しく「歓迎」されるのか、について
  • 『華中作戦 最前線下級指揮官の見た泥沼の中国戦線』佐々木春隆 日中戦争を皮膚感覚で理解できる良書 | Drupal.cre.jp

    『華中作戦 最前線下級指揮官の見た泥沼の中国戦線』佐々木春隆 日中戦争における泥沼の戦いを、上からでも下からでもなく、中間管理職的な位置から見たである。知識としてではなく、感覚として日中戦争を読み取るにはまたとない良書だ。 ――なんといっても、地図が豊富だしなっ! さて、書を読んでいていくつか興味深く感じたことを列記していこう。 まずは迫撃砲である。 こいつは歩兵にとってまことに頼りになる火砲だ。 大砲というのはおおむね威力が大きいものほど重い。書でも砲兵の将兵が敵の攻撃で逃げた馬を追いかける時に、著者が危険だと止めるのだが、「馬は砲兵の命です」と言っている。運搬用の馬がないと重い大砲は最悪その場にうち捨てるしかなくなるからだ。 その点、迫撃砲は軽い。 打ち方も簡単だ。地面に設置して斜め上に向けた筒に、砲弾を放り込むとすぽんっ、と炸薬が破裂して斜め上にひゅるひゅる飛んでいく。

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