筆者は先に、アインシュタインと日本の関係に関する考察を「萬晩報」に2回にわたって書かせていただいた。 アルベルト・アインシュタインと日本 http://www.yorozubp.com/0502/050228.htm アインシュタインと日本 Part 2 http://www.yorozubp.com/0506/050626.htm その中で、巷間に流布しているいわゆる【アインシュタインの予言】なる文章は、アインシュタインのものではなく、虚構であることを指摘した。その根拠は―― (1)どこにも確固たる典拠がない。 (2)内容がアインシュタインの思想と矛盾する。 という2点であった。 この文章がアインシュタインのもの「でない」ということは確実ではあったが、それでは、これがいったい何「である」のか、ということは、2本の論文では解明していなかった。しかし、実は「Part 2」を書いているときに、