これも録画。斎藤環という名前はよく聞くが臨床医だとは知らなかった。1000人以上の引きこもり患者を診察してきたという。ひきこもりは病名ではなく、現象にすぎないので「患者」と呼んでいいのかよく分からないが。 ひきこもり患者はひきこもって何をしているのかというと、何もしていないのが大半だという。変にプライドが高いことが災いして、こんな状態なのに親のすねをかじって何かに没頭することはいけないことだと思いこんでしまうらしい。そのため突破口を見いだせない。本や映画でも見れば、そこから何かを感じて、現在の状況を変えることもできるというのだが。 非常に考えさせられる内容だった。また見ることになりそうだ。