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ブックマーク / lelele.hatenadiary.org (6)

  • 「生きさせろ」という声を、誰に届けるか - 双風亭日乗はてな出張所

    雨宮処凛著『生きさせろ!』(太田出版)を読みました。 私たちは、暴走する資主義に対し、もはや黙って追従することはできないという雨宮さんの気持ちが、ずっしりと伝わってきました。 構成は、シンプルです。雨宮さん自身がプレカリアート(「不安定さを強いられた人々」)という言葉と出会ったエピソードからはじまり、それが契機となって理不尽な労働環境で働く当事者の話を聞いてまわり、最後に専門家や運動の最前線にいる人から話を聞く、というものです。 花沢健吾さんのイラスト、いいっすね〜。田透著『電波男』(三才ブックス)のイラストもよかったけど、同書のも最高です! 当事者の話とそれに対する雨宮さんの感想を記したルポルタージュの部分までは、一気に読めました。専門家らの話に入ると、ちょっと読むスピードがダウンしてしまいました。まあ、すでに得ている情報が多かったのが理由かもしれませんが。 ワーキングプアや生存権の

    「生きさせろ」という声を、誰に届けるか - 双風亭日乗はてな出張所
  • 「人文書」は、じいさんたちのものなのか? - 双風亭日乗はてな出張所

    いま業界で話題になっている「論座 3月号」(朝日新聞社)を買いました。 買った目的は、特集「『人文書』の復興を!」を読むためです。 ちょうど春からT大で、「実践メディア産業論(出版)」という講座を担当することになり、同特集に登場する方のなども読んでいたところでした。 だがしかし……。同特集を読んで、ちょっと拍子抜けしました。 以下、記事の短評を。 ■柄谷行人 「可能なる人文学」 どうして柄谷さんに人文書の「いま」について語らせるのか、その意味がよくわかりません。ネームバリューを狙ったのかなあ。いろいろ書いてあるけど、「これはダメ」と書いたうえで、「でも仕方がない」の繰り返し。そうやって留保しまくったうえで書かれた内容は、ごく常識的なもののような気がするのは、私だけなのでしょうか!? ■長谷川一 「パブリッキングPUBLICingとしての出版」 長谷川さんは、この特集で唯一、起用された「若

    「人文書」は、じいさんたちのものなのか? - 双風亭日乗はてな出張所
    umeten
    umeten 2007/02/08
    老人にできることがあるとすればただひとつ、死ぬことだ。死ねばいいのに。
  • 『バックラッシュ!』に関する議論、いろいろ - 双風亭日乗はてな出張所

    ■論争! 小谷野敦さん→ http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/ およびミクシーにおける『バックラッシュ!』の書評 荻上チキさん→ http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060706 macskaさん → http://macska.org/article/144 t-akagiさん → http://www.journalism.jp/t-akagi/2006/07/post_136.html macskaさん → http://macska.org/article/145 ■批評! macskaさん → http://macska.org/article/140 PreBuddhaさん → http://d.hatena.ne.jp/PreBuddha/20060628#p1 葉っぱさん → http://d.hatena.ne

    『バックラッシュ!』に関する議論、いろいろ - 双風亭日乗はてな出張所
  • 双風亭日乗 - 新刊のお知らせ—宮台真司・上野千鶴子ほか著『バックラッシュ!—なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』

    あまり詳細をあきらかにせず、着々とすすめていた企画が、ようやくかたちになります。 以下、6月末に配予定の新刊に関する情報を公開いたします。 なお、書に関するくわしい情報やバックラッシュ全般(争点や問題点)について、著者の声、また編集作業の進行などについては、5月26日日中に新設するブログのほうに掲載いたします。ご期待ください! 装丁については、デザインの詳細や色などについて、ただいま検討中です。今回、ご紹介したものは、あくまでも「ラフ」の段階のものなので、デザインや色が変わるかもしれません。ご注意ください。 さて、内容の詳細を紹介するのは、新設ブログにゆずります。ここでは、ごく簡単に企画の経緯などを。 そもそも、私が書店で宝島ムック『男女平等バカ』を目にしたのがきっかけでした。「男女平等」と「バカ」がどのように関連しているのか。そう思った私は、さっそく同ムックを読んでみました。そして

    双風亭日乗 - 新刊のお知らせ—宮台真司・上野千鶴子ほか著『バックラッシュ!—なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』
  • 教授って、登録できるんですか!? - 双風亭日乗はてな出張所

    ある日、ハワイに籍があるというホニャララ大学というところからDMが届きました。封を開けると、「『教授』御登録のご案内」という文書が出てきました。「ほほぅ、教授っていうのは、登録できるのか」と思いながら、その文書を読みました。 「趣旨といたしましては、『教授』としての社会的地位を有効にご活用いただき、経営管理者職にある方々と学双方との、より一掃の発展を期することに御座居ます」と読みすすめるうち、腹立たしくなる前に、笑ってしまいました。 指定口座に10万円を振り込むと、「教授」資格証なるものが発行され、それは1年間有効とのこと。で、期限が切れると、またお金を払って「更新」するそうです。 2枚目の文書は「期限付き『教授』登録申請書」。これがまた笑えます。「教授」としての専門分野を、記入者が任意に書き込む欄があります。つまり「10万円払うと、好きな分野の『教授』になれるよ」ということなんです

    教授って、登録できるんですか!? - 双風亭日乗はてな出張所
    umeten
    umeten 2006/01/26
  • みなさん、今日はちゃんとニュースを見ましょう! - 双風亭日乗はてな出張所

    耐震偽造問題の証人喚問がおこなわれ、これが今日のトップニュースになると思っていました。昨日の昼過ぎまでは……。 ところが、昨晩になっていきなりライブドアに強制捜査が入り、今日の新聞のトップ記事はほとんどこのニュースです。 いずれも重要なニュースであることは、いうまでもありません。どちらの動向も注視する必要があります。でも、何か引っかかりませんか? 証人喚問によって、ヒューザーの小島社長と伊藤公介議員との関係が明らかになるかもしれず、その翌日に同議員が参考人招致に呼ばれる可能性があるわけです。 そういった事が今朝のトップニュースになるはずだったのが、ライブドアの一件で事態が変わってしまいました。 つまり、この状況をなつゲーのパックマンでたとえれば、「パックマン(大)=ライブドア問題」が「パックマン(小)=耐震偽造問題」をってしまった結果、パックマン(大)に関するニュースの印象が、パックマン

    みなさん、今日はちゃんとニュースを見ましょう! - 双風亭日乗はてな出張所
    umeten
    umeten 2006/01/17
    ちなみに、「国旗国家法案」のときは「ワールドカップ・フランス大会予選」の「カズ騒ぎ」でしたが何か?
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