2008.05.07 「権力批判」だけしてりゃ世の中は変るのか (5) カテゴリ:ネット論 いわゆる左派・リベラル系などの政治批判をする人たちの間でしばしば言われるのが、「権力批判はいいが、一般市民に対する批判はよくない」 とか、「権力を批判する者どうしでの内輪もめはよくない」 といった言葉である。 「批判」 とはなにか、ということもそもそもの問題なのではあるが(批判とは、必ずしも相手を敵とみなして攻撃することを意味するわけではない)、このような言葉や発想は、いったいなにを意味するのだろうか。 むろん、「一般市民」 というものはそれこそ星の数ほどいるわけであり、間違ったことやおかしなことを言っている人らを、一つ一つしらみつぶしに探し出して批判するわけにはいかない。そんなことは分かりきっている。 だが、ここで問題にしているのはそういうことではない。また、上のようなことを言っている人らも、その
![「権力批判」だけしてりゃ世の中は変るのか - 遠方からの手紙:楽天ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/af0292b21d3d5e0ca4dcc6523352c371b59b5279/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fplaza.jp.rakuten-static.com%2Fimg%2Fcommon%2Fblog_logo_ogp.png)