経営が悪化している国内3位の航空会社「スカイマーク」は、来年2月に臨時の株主総会を開く予定だと発表しました。 発表によりますと、スカイマークは来年2月18日に臨時の株主総会を開く予定だということです。ただ総会での議案については、「総会の開催を正式に決定してから発表する」とし、明らかにはしていません。 スカイマークは、格安航空会社の参入で競争が激化したことなどから、今年度の最終的な損益が過去最大の赤字見通しになっていることに加えて、エアバスから旅客機の購入契約の見直しを巡って多額の違約金の支払いを求められ、経営の立て直しを迫られています。このためスカイマークは、日本航空と全日空に羽田空港の発着路線の共同運航を要請しているほか、今月、西久保愼一社長がインタビューの中で、財務基盤を強化するために出資を受け入れたいとして、国内や海外のファンドと増資の交渉をしていると説明していました。