「年越し派遣村」が話題になった年末年始。 ネット上には、だいたい次のどちらかに該当する意見が挙げられていたように感じた。 自己責任論であったり、「派遣」という契約形態である以上、契約更新なされなくても当然だという意見経営責任論であったり、ロスジェネレーション世代ばかりが割りを食っていて、世代間で不平等が発生しているという意見私自身としては、自己責任の部分もあるし、不可抗力の部分もあると思うから、どちらの意見に与するという気にはなれないし、そもそも、なんだかモヤモヤとした嫌な気分を感じていた。 「なんで嫌な気分になるのだろうか?」とずっと考えていて、昨日ようやく理由がわかったのでメモに残しておこうと思う。 結論からいうと、「お互いに不信のやりとりをしている」と感じたからだ。要するに日本で働く人を二つに分けて「敵か味方か、おまえはどっちなんだ?」と問われているような圧迫を感じていたからだと気が