NTTデータは2010年7月1日、オープンソースの分散処理ソフト「Hadoop」のシステム構築・運用支援サービスを開始したと発表した。Hadoopは米グーグルが開発した分散ファイルシステム「Google File System(GFS)」とバッチ処理システム「MapReduce」を模したオープンソース。ログ解析などのバッチ処理を数十~数千台のPCサーバーで分散処理することで高速化する。 今回のサービスは「BizXaaSクラウド構築サービスHadoop構築・運用ソリューション」という名称で提供する。NTTデータは2009年、経済産業省の実証事業として、渋滞情報を可視化するシステムをHadoopで開発している。このシステムは、GPS(全地球測位システム)搭載のタクシーから1~2分間隔で集まる位置情報と、地図ソフト利用の携帯電話機から1~2秒間隔で集まる位置情報を、全国の一般道路情報388万件に
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