フランスの首都パリで、児童婚に反対するNGOの運動に参加する、14歳の時にバングラデシュで強制婚姻を免れた女性(2016年10月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/BERTRAND GUAY 【3月1日 AFP】バングラデシュで、18歳未満で結婚するいわゆる「児童婚」を特定の条件下で認める法案が議会で可決され、人権団体などから批判の声が上がっている。 バングラデシュ議会は先月27日、英国の植民地時代に制定された法律に代わるものとして、新たに児童婚禁止法(Child Marriage Restraint Act)を可決した。新法では、結婚が可能となる年齢を従来通り男性は21歳、女性は18歳としているものの、18歳未満でも、駆け落ちする、性的暴行を受ける、非嫡出子を出産するなどの「特殊な状況」ではこの年齢制限を緩和するとしている。 人権団体などはこの法について、バングラデシュで児童婚が減少し
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