地球を丸ごと冷ませ――。温暖化の脅威をよそに、荒唐無稽にも思える研究が世界で始まっている。「気温上昇を止められないかもしれない」と憂う一部の科学者らが大胆な計画を検討中だ。人類が気候を操る技術を手にするとき、それは窮余の策か、開けてはいけないパンドラの箱なのか。「地球に照りつける太陽光を遮るのさ」。米ハーバード大学が中心のプロジェクトは、高度20キロメートルの成層圏に炭酸カルシウムの粉末を気球
このところ、米国の宇宙ベンチャーの動きがものすごく活発だ。11月23日、ネット流通大手のアマゾンのジェフ・ べゾスCEOが設立した宇宙ベンチャーのブルー・オリジンは、テキサス州の私有地で、同社の開発した有人弾道ロケット「ニュー・シェパード」の2度目の無人打ち上げを実施し、ロケット部分の垂直着陸を成功させた。イーロン・マスク率いるスペースXも負けじと12月22日、「ファルコン9R」ロケットの打ち上げで、使い終えた第1段を打ち上げ地のケープカナヴェラルに戻して垂直着陸させることに成功した。 ニュー・シェパードの有人カプセルは、慣例的に「ここから宇宙」とされる高度100kmを越えて100.5kmに到達し、その後パラシュートを開いて無事に着地。さらに、ブルー・シェパードのロケット部分は切り離し後に、姿勢を制御しつつ降下し、最後に着陸脚を展開してロケットエンジンを再起動して逆噴射を行い、着陸に成功し
脳の電気刺激が“セックスチップ”につながる可能性は? 食欲や性欲などの基本的な欲求を生み出している脳のシステムは何なのか──それを探るのが神経科学の大きな目標の1つだ。有名な生理学者オールズ(James Olds)は1956年,SCIENTIFIC AMERICANに寄せた「脳の快楽中枢」という記事で,丸1日絶食させたラットが餌につられて台から降りる様子について述べた。快楽中枢を刺激する電気ショックを餌にたどり着く前に与えると,ラットは餌をまったく食べずに快感にひたるようになった。 こうした実験によって神経機能の理解が進んで「食欲や性欲を調節する薬などが可能になるだろう」──当時は楽観的な時代でもあったので,オールズはそう結論づけている。 50年後の現在,オールズの予想はいまだ完全には実現していない。食欲抑制剤や性欲亢進剤はまだまだ改良が必要だ。だが近年,中枢神経系を刺激するというオールズ
地球のように温暖な環境を備え、水が液体の状態で存在している可能性がある惑星を、1200光年先と2700光年先で合わせて3個発見したと、米航空宇宙局(NASA)のチームが18日、発表した。うち2個は岩石でできているとみられ、生命を育む海のような環境がある可能性もある。チームは「実際に生命が存在するかどうかは分からないが、宇宙にはこうした地球型惑星が意外に多く存在するかもしれない」とし
寅さんも、リリーも、「まれびと」なのだ。 年の瀬を迎えると「寅さん」が懐かしくなる。普段、映画館に足を運ぶことが少ない私も、「男はつらいよ」はよく観にいった。そんな年中行事を思い出させてくれたのは、朝日の夕刊「ニッポン人脈記」で10月から11月にかけて13回連載した「おーい 寅さん」だ。・・・>>続き
東京地検特捜部は21日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)が自身の資産管理会社の損失を付け替えて日産に損害を負わせた疑いが強まったとして、ゴーン元会長を会社法の特別背任容疑で再逮捕し…続き[NEW] ゴーン元会長勾留認めず 異例の判断、海外意識か [有料会員限定] 日産、不正調査を公開へ [有料会員限定]
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坂田 亮太郎 日経ビジネス副編集長 東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰 この著者の記事を見る
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