「昭和考古学」として、現在JR阪和線になっている阪和電気鉄道(以下、阪和電鉄)シリーズを書いていきましたが、やはり阪和電鉄は伊達じゃない。もうネタはなかろう・・・と思ったら、まだあるのです。ネタが尽きないのはいいのだけれど、書いている方は疲れるばかり。ある意味私も困りました(笑 parupuntenobu.hatenablog.jp この記事で、阪和電鉄は他の私鉄の例に漏れず、住宅地経営にも乗り出したと書きました。 ・上野芝向ケ丘、霞ヶ丘 ・信太聖ヶ丘(今の北信太駅前の住宅街) ・泉州泉ヶ丘(くどいですが、泉北ニュータウンとは全く別もの) ・富木の里(募集はしていたものの、戦後の航空写真を見ると家一軒建ってない。たぶん計画倒れに終わったんではないかと) その中でも、今回は阪和電鉄が最初に経営を始めた「上野芝向ケ丘」を採り上げたいと思います。 上野芝の由来 「そもそもなんでここは『上野芝』っ