ここ数日、日本各地の教会から本紙宛に「韓国キリスト教連合(KCA)主催」と称するオンライン聖書セミナーの案内が郵送やメールで届き始めていると相談が相次いでいる。案内状には「韓国キリスト教連合」「グッドニュース宣教会」と書かれ、中には「IYF国際青少年連合」「CLF(Christian Leaders Fellowship)」の団体名も確認された。これらは全部、韓国主要キリスト教団で1985年から異端、カルト集団と認定されている「救援派(クオンパ」のグループだ。 指導者は朴玉洙(パク・オクス)氏。救援派は、ここ数年全国の教会に案内を郵送したりSNSで宣伝をするなど活動が活発化している。主に既成教会の牧師、リーダーを救援派側の教えに改心させようと福音的に見える教理、プログラムをPRしてセミナーに誘う。救援派の教理は「明らかな異端」であると韓国のキリスト教有力紙が解説付きで紹介するなど警戒される