県内全域の校庭などで県が実施する大気中の空間放射線量測定で、22日と23日に測定された35か所の結果が発表された。最大値は、前回最も高かった三郷市立幸房小学校の地上5センチ地点で、毎時0・291マイクロ・シーベルト。最低値は、さいたま市立大久保小学校と越谷市立深田保育所の地上1メートル地点で、毎時0・050マイクロ・シーベルトだった。 前回測定で毎時0・19マイクロ・シーベルト(年換算1ミリ・シーベルト)を超えた三郷と八潮、吉川3市については22日、新たに各市1校ずつ加えた計6か所で「詳細測定」が実施され、幸房小のほか、吉川市立北谷小と同市立三輪野江小の計3か所で毎時0・19マイクロ・シーベルトを超えた。3市の測定は今後も毎週行う。県危機管理課は「3市では前回より数値が下がっており、直ちに健康に影響を及ぼすものではない」としている。
冬の霧氷などで知られる、奈良県御杖村・三峰山(1235メートル)山頂付近で、ユリ科の毒草「バイケイソウ」が増えている。 野生のニホンジカが、毒草を食べ残すのが原因とみられ、花が咲き終わった株は葉が枯れ始めて異臭を放ち、異様な光景が広がっている。 山頂付近の草原「八丁平」はかつて、スズタケ(イネ科)やヤマシロギク(キク科)など多様な植物があった。近年は、約1ヘクタールの草原中心部に、毒性の強いアルカロイド成分を含むバイケイソウをはじめ、トリカブトの仲間「カワチブシ」(キンポウゲ科)やアセビ(ツツジ科)などがはびこっている。 今月23日、草原の草刈りをした三重県松阪市内のボランティア団体のメンバーらは「毎年、草を刈っているが、8年ほど前から毒草が増えている。このままでは、草原が毒草で覆われてしまうのではと心配している」と話していた。
九電玄海原発を抱える佐賀県の古川康知事は26日、佐賀市で開かれた市町長会議で、「何のためのテストかが分からない。1次評価で足りるのか、2次評価まで待たなければならないのかも不明。現段階は再稼働に向けて検討する状況にはなく、道筋は描けない」と発言。 さらに首相が謝罪のため来県する意向を示したことについて、「来られる位置付けが分からない。おわびに来たいとの趣旨であれば、私ではなく玄海町の岸本英雄町長の所に行かれるべきだと思う」と、面会の必要性について疑問を呈した。 九電川内原発がある鹿児島県の県原子力安全対策室は「いまだにテストの内容やスケジュールが見えず、九電と国の対応を見守るしかない」と慎重な姿勢を崩していない。
大阪のメーンストリート・御堂筋に並ぶブロンズ彫刻の人物像19体に25日朝、赤い服が着せられているのが見つかり、平松邦夫・大阪市長は26日の記者会見で「被害届は出さない。パフォーマンスやアートの場はほかに用意しているので一緒にやりませんか」と述べ、“犯人”に名乗り出て、市が展開する芸術活動に参加するよう求めた。 歩道上の29体の彫刻のうち、高村光太郎やロダンらが作った少女や婦人像19体に、それぞれサイズに合わせて作った布製の服が着せられているのを沿道の企業関係者が発見。像に損壊はなく、市職員3人が1時間がかりで撤去した。 この件の感想を問われた平松市長は「19体にそれぞれメッセージがあるようでミステリーを感じる。たぶん単独では無理」と推理。また、市が9月に御堂筋でデザインイベントを催すことに触れ、「(類似のことを)勝手にやってしまわれた印象。どういう方がなぜやったか、意図を知りたい」と述べた
東日本大震災で住宅が被災した人を支援する国の被災者生活再建支援制度をめぐり、被災者から不満の声が上がっている。 浸水被害などでも支援基準に該当しないケースがあるためだ。国とは別の基準で被害程度を判定する自治体もあり、居住地によって支援に格差が出ている。 「たった20センチの差なのに」。自宅が床上80センチ浸水した岩手県山田町の白内タイ子さん(67)は不満顔だ。自宅はヘドロで埋まり、畳の交換などに約200万円かかったが、同制度で支援金が出るのは床上浸水が約1メートル以上。白内さんは「生活に必要なものはほとんど1階にある。1メートルを基準にする理由が分からない」と話す。 地震や水害による住宅の被害程度は従来、市町村職員が柱や床などの損傷を総合して判定していた。しかし今回は被災件数が膨大なため、国は3月末に基準を変更。流失や1階天井まで浸水した住宅を「全壊」、約1メートル以上の床上浸水を「大規模
手描きだからこその味わいが、ファンの心をしっかりキャッチ!? - (C) Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 時代を超えて愛される人気キャラクターの劇場アニメーション新作、映画『くまのプーさん』が、全米公開されるやいなや大絶賛されている。現在流行の3DでもCGアニメでもなく、古きよき手描きスタイルを継承した正統派アニメーションの本作は、ディズニーがこれまでに培ってきたすべてを注いだといっても過言ではない、心温まる作品に仕上がっている。 映画『くまのプーさん』場面写真 今月15日より全米公開されている本作は、ディズニーの伝統的な手描きスタイルと変わらない世界観でアニメーション化した、人気キャラクター「プーさん」久々の劇場版新作。ネコもしゃくしも3DやCGを採用している現在、あえて時代を逆行したかのようなスタイルを採用している本作だが、一
『アイコ十六歳』の今関あきよし監督、罪を償い9年ぶりの渾身作 チェルノブイリ原発事故のその後を描いた恐ろし過ぎるファンタジー 画『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』の今関あきよし監督 1986年にソビエト連邦(現・ウクライナ)で起こったチェルノブイリ原子力発電所事故から25年を迎えた今年、事故を題材にした映画『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』が11月中旬に公開されることが決まった。 チェルノブイリでも活躍したガイガーカウンターが、福島で鳴り響いている緊迫した映像 メガホンをとったのは、映画『アイコ十六歳』などで知られる今関あきよし監督。今関監督は2004年に児童買春禁止法違反などの罪に問われて懲役2年4月(求刑懲役3年6月)の実刑判決を受けており、自作の公開は『十七歳』(2002年)以来、9年ぶりとなる。インタビューに応じた今関監督は「本来この映画は福島第一原発事故前に、警告の意
8月1日に放送されるフジテレビの番組「SMAP×SMAP」にて、尾田栄一郎「ONE PIECE」の知識を競う「芸能界ワンピース王決定戦~復活編~」と題した特集が組まれる。 「芸能界ワンピース王決定戦」は、「芸能界ワンピース王」の称号をかけ、これまで3度にわたり行われてきた人気クイズ企画。今回クイズ解答者として出演するのは、現ワンピース王の木村拓哉をはじめ、さまぁ~ず・三村マサカズ、FUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤、南海キャンディーズ・山里亮太。そしてAKB48からは高橋みなみ、北原里英、指原莉乃の3人が再び登場する。 さらに今回不参加となる2代目ワンピース王のケンドーコバヤシが新たな刺客として送り込んだルーキーは、はんにゃ・金田哲。金田は「芸能界ワンピース王決定戦」初出場。以上、ワンピース好き芸能人を名乗る6組が集結した。 現ワンピース王の木村拓哉は、「もちろん、いつも
速水真澄に扮していたのは、コメンテーターやプロデューサーとして活躍するデーブ・スペクター。特殊メイクは一切使用せず紫のバラの人へと変身したデーブのメイキングムービーは、「ガラスの仮面」公式サイトにて公開中だ。 また本日7月26日より速水真澄メイキングポスターがJR原宿駅をジャック。竹下口改札では7月31日まで、表参道口改札では8月1日まで、改札へと続く通路が「速水真澄×デーブ・スペクター」ロードとなる。渋谷、池袋、秋葉原、高田馬場、中野の5駅と、JR名古屋駅、阪急梅田駅、JR札幌駅、西鉄福岡天神駅でもポスターが登場。 そして「ガラスの仮面・全国統一模試」も速水真澄しばりで本日7月26日より開催。速水真澄への愛を確かめるチャンス、ファンはぜひ受けてみてほしい。 なお本日発売の別冊花とゆめ9月号(白泉社)より、「ガラスの仮面」の連載が再開。速水真澄×デーブ・スペクターのコラボ付録が付属するほか
23日午後1時34分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、岩手県遠野市で震度5強を観測した。震源の深さは約40キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6・5と推定される。各地の震度は次の通り。 震度5弱=岩手県花巻市、滝沢村 震度4=盛岡市、岩手県陸前高田市、大船渡市、釜石市、山田町、宮城県気仙沼市、栗原市、石巻市、青森県階上町 震度3=岩手県宮古市、奥州市、仙台市、宮城県東松島市、青森市、秋田市、福島県田村市、北海道函館市
津波で大きな被害を受けた被災地では、仮設住宅が高台に建ち、車を運転できない1人暮らしの高齢者らが困惑している。市内最多の150戸が建設された岩手県陸前高田市立第一中学校のグラウンドもその一つ。坂道の途中で何度も休憩を取りながら、街へ行き来するお年寄りの姿が目立つ。 「坂がきつくてねえ。こうして家の中にばかりいるから、みんな変に思うでしょうね」。一中の仮設住宅で、千葉照子さん(75)が肩を落とした。 肺がん治療を受けている千葉さんは、重い荷物を持って歩くと息切れし、何歩も進めない。震災前は、高田の街を自転車で走り回ったが、仮設住宅に入居し、途端に不便を感じるようになった。 一中の前には、急勾配の一本道が立ちはだかる。自転車の上り下りにも苦労し、結局、タクシーに頼ることになる。隣町でタクシーを待たせながら何件か用を済ませて戻ってくると、料金は1万円を超える。「このままでは、タクシー代だけで年金
志津江さんが身につけていた時計を手に遺影に向かう三江子さん。時計は今も動いている=福島県平田村で、合田月美撮影 親身になって話を聞く警察官だった。宮城県警岩沼署少年係長、瀬谷(せや)志津江警部補(37)=警視に昇進。激しい揺れが襲ったあの日、避難誘導のために出動し津波にのまれた。遺影が掲げられた同署には、瀬谷さんに補導された少年や少女、世話になったという市民が花を手向けに訪れ、惜別の手紙が寄せられている。 「仕事の話はしたことがなかった。知らない世界で頑張ってたんだな」。福島県平田村で酪農業を営む父一男さん(60)と母三江子さん(60)は、娘の制服姿さえ見たことがなかった。届けられた二十数通の手紙や訪ねてきた人の話で、初めて仕事の一端にふれた。 福島県郡山商業高卒業後、交通巡視員を経て97年、巡査となった。09年に警部補に昇進し岩沼署に配属。当直勤務が一緒だった巡査部長(30)は「何かある
政府の原子力災害現地対策本部は21日、福島県南相馬市の4地区59世帯に関し、年間被ばく線量が局所的に20ミリシーベルトを超える恐れが高い「ホットスポット」に当たるとして、特定避難勧奨地点に指定した。同県伊達市内4地区113世帯に続いて2例目。59世帯中50世帯は、原発事故に伴う緊急時避難準備区域内にある。政府は同区域解除を目指して8月中にも自治体との協議を始める意向だが、解除後も高線量で帰宅できないケースが出てきそうだ。 指定されたのは、南相馬市鹿島区橲原(じさばら)地区1世帯▽原町区大谷(おおがい)地区14世帯▽同区大原地区21世帯▽同区高倉(たかのくら)地区23世帯。対策本部は6月にこれらの地区112世帯で大気中の放射線量を測定。年間20ミリシーベルトを超えるとみられる毎時3.2マイクロシーベルト以上の数値を示した25世帯と、妊婦や小学生以下の子供がいて近くに高線量世帯があったり高線量
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