ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (9)

  • なめる/なめられる についての話 - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp 上掲リンク先の記事は、刺激的なタイトルのためか、はてなブックマークでも喧々諤々の様子になっている。私個人としては、海外でコミュニケーションをする際には、日の標準的な構えよりも自己主張を強めにするとちょうど良い、逆に、日の標準的な構えのままでは意思疎通に支障をきたすと思っていたので、外国の人々にまともに相手をしてもらうためには、明確に自分の意見や願望や意志を伝える・表出しないとだめだ、とは思っていた。表出のなかには、もちろん身振り手振りも含まれる。 国内外の違いはさておき、私は、「なめられるか、なめられないか」は社会適応において非常に重要だと思っている。鳩の群れを眺めていると、なめられる鳩はろくなことがなく、やせ細って死んでいく。チンパンジーなども、群れのなかでの順位のために、お互いに無理をしている感がある。であるから、「なめるか、なめられないか」は、社会的

    なめる/なめられる についての話 - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2024/10/30
    人間の特性なんだから、そんなの嫌だと言うなら人間やめるしかないのでは。どう対応して行くのかの問題で逃げては通れない
  • 「本物の社畜」が生まれようとしている - シロクマの屑籠

    www3.nhk.or.jp 今週、NHKのサイトで"在宅勤務中も禁煙"を求める企業の動きについての報道があった。野村ホールディングスは、出社している社員に加えて在宅でリモートワークしている社員にも、就業時間中は禁煙を求めるのだという。 こうした動きは社員の健康の維持と生産性向上を図るねらいがあるとのことで、イオン、カルビー、味の素なども似たような取り組みをしているという。そして働く人の健康づくりを重視した企業経営は「健康経営」と呼ばれ、経済産業省も後押ししている。 健康と生産性の名のもと、社員は飼い殺されるのか しかしこれは、社員の自由や裁量を奪うものではないだろうか。 企業が営利を求める以上、社員に生産性を期待すること自体はわかるし、その延長線として社員の健康に目を向けるのも自然な成り行きにみえる。しかし、ある社員にとって何が生産性を向上させるのか、それとも向上させないのかは個人差の大

    「本物の社畜」が生まれようとしている - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2021/09/03
    不利益を享受する覚悟があれば不健康に生きる自由は認めるべき。一方で挙げられた企業は前から社員に原則喫煙を禁止している。喫煙者は採用しないという企業も許されるべきとも思う
  • 「正しさ」や生産性のために、人間はどこまで治療され、改造されるべきのか - シロクマの屑籠

    外では優しいのに家では不機嫌な夫。「フキハラ」には声をあげて、夫婦で話し合おう。 | ハフポスト 先日、ハフィントンポストで「不機嫌な夫はフキハラである」という記事を見かけた。家族のなかの誰かが不機嫌な態度を取り、その不機嫌が家族に影響を与え続けているとしたら、それは不機嫌ハラスメントだ、だから解決・解消しましょうといった啓蒙的内容となっている。 人間は、他人の不機嫌な態度からも影響を受けずにいられないし、それに苦しんでいる人もいよう。だから不機嫌をハラスメントとみなす提言は理屈として理解はできる。なぜなら、功利主義(最大多数の幸福)や危害原理(お互いに迷惑をかけてはいけない)といった現代社会のドグマに照らすなら、不機嫌な態度で他人に悪影響を与えるのは不道徳なこと、ひいてはハラスメントと呼ぶに値するだろうからだ。 上掲記事に対して、「不機嫌をハラスメントと呼ぶのは行き過ぎだ」と反発する意見

    「正しさ」や生産性のために、人間はどこまで治療され、改造されるべきのか - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2020/11/27
    不機嫌がハラスメントではなく不機嫌を使って家族に圧をかけるのがハラスメント。勘違いしすぎです。
  • どんどん清潔になっていく東京と、タバコ・不健康・不道徳の話 - シロクマの屑籠

    ironna.jp 先日、iRONNAさんの「喫煙ヘイト どうにかならぬか」に寄稿した記事への反応が予想どおり、いや予想以上だったので、関連したことを書きたくなった。 記事に対するはてなブックマークの反応をみると、喫煙に対して比較的穏健な意見から非常にアグレッシブな意見まで、さまざまな意見があることがみてとれる。記事のなかで私は、 また、会員制交流サイト(SNS)をはじめとするネットメディアで先鋭化したオピニオンが集まりやすくなったことも、喫煙ヘイトを際立たせる一因として見過ごせない。世間では100人に1人しかいないような極端に排斥的なオピニオンでも、SNS上では仲間同士で群れ合い、そうした極論への同調者がたくさんいるかのように錯覚できてしまう。 と書いたが、はてなブックマークの反応はまさにそのようなものだった。今回は喫煙というテーマだったが、なるほど、これなら思想的に極端な意見もSNS

    どんどん清潔になっていく東京と、タバコ・不健康・不道徳の話 - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2018/12/21
    煙害をマナーの話にしないで欲しいんだよな。実際、健康被害が出るんだよ。肺がんとかそんなんじゃなくて、リアルタイムで皮膚に湿疹がでる。
  • 「大人」になるメリットが見えていた社会/見えにくい社会 - シロクマの屑籠

    「若者」を欲しがる企業が、「成熟できない中年」を生み出している。 | Books&Apps リンク先の記事では、企業が「若者」を欲しがっていること、資主義の現状が「大人」よりも「若者」を求めていることが指摘されている。当にそのとおりで、現代人が「若者」的なメンタリティを畳んで、次の段階に移行することの妨げになっていると私も思う。 少し話がそれるが、「若者」であるメリットがはっきりしている現代社会は、「大人」的なメンタリティに移行するメリットがはっきりしない社会でもある。 流行や社会の変化に敏感で、自分自身の成長を最優先にできるメンタリティは、資主義のバトルロワイヤルを戦い抜く人にとって有利なものだ。バトルロワイヤルの渦中にいる人にとって、自分自身の成長を最優先にしないメンタリティなど、自死にも等しくうつるかもしれない。「若者」であり続けることが、現代の資主義社会への適応である側面は

    「大人」になるメリットが見えていた社会/見えにくい社会 - シロクマの屑籠
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    unakowa 2018/03/01
  • 現代社会には、イライラした人間の居場所が無いとわかった - シロクマの屑籠

    ここ一週間ほど、ずっとイライラとしていて情緒が安定していなかった。そうなってみて、改めて自分と自分を取り巻く環境への影響を考えてみたら【イライラしているおじさんやおばさんがいて構わない場所は現代社会には存在しない】ということに気づいたので書き留めておく。 【イライラした人間は、どこへ行ってもイライラを伝染させる】 イライラしている客、イライラしている職場の同僚というのは、迷惑な存在であろう。 想像してみて欲しい。 ショッピングモールに、家電量販店に、苛立ちを隠せない客がうろついていたら周りはどう感じるだろうか。イライラした客だな、と思うに違いない。苛立ちは伝染する。「あいつはどうして苛立ちを表に出すんだ」、と思う人も出てくるだろう。 職場でも、やけにイライラしている同僚とデスクを囲むのはどんな気分だろうか。職場の空気はたちまちギスギスしてしまうだろう。「明るい職場」という言葉があるが、イラ

    現代社会には、イライラした人間の居場所が無いとわかった - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2017/12/18
    イライラは押し殺し我慢するのではなく、分析し消化するんだよ。だから瞑想やマインドフルネスが流行っている。イライラを周りに撒き散らすのは甘え。
  • 子どもの権利を守りながら出生率を増やすなら、核家族的な子育てをやめるしかないのでは - シロクマの屑籠

    p-shirokuma.hatenadiary.com 先週公開した、「母親が儲かるようにならない限り、個人主義社会の少子化解決は無理」というブログ記事にはアクセスが集まって、はてなブックマークにも色々なご意見が寄せられた。 だが、全体の半分しか書いていないので、続きを書いておくことにする。 前回は、「女性個人が子どもを産むほど、また、上手に育てるほど、お金が儲かる仕組みにならない限り、女性個人は子どもを育てない」と書いたが、そこではメリットの話しか書いてなくて、責任や負担の話が書かれていない。 はてなブックマークのコメントにも、そのことを察知している人が散見されている。 個人主義社会の少子化対策は、母親が儲かるようにすべきだが、できないので日の衰退待ったなし - シロクマの屑籠 いや、女性は割と少なからず、「自然に」産みたいと思うケースも多いんだよ。ただ、にもかかわらず増えないのは、「

    子どもの権利を守りながら出生率を増やすなら、核家族的な子育てをやめるしかないのでは - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2017/11/17
    社会で子育てには賛成だけど大家族主義は女にも子供にも負担が大きい。保育サービスの普及が一番だと思う。
  • “毒親”と地域社会の消失、あるいは家父長的システムの崩壊 - シロクマの屑籠

    親が正しいとは限らない 毒家族に苦しんだ漫画家が『ゆがみちゃん』を描いた理由 - ウートピ リンク先は、漫画『ゆがみちゃん』の筆者に対するインタビュー記事だ。気になる人はリンク先をご覧になってみて欲しい。 一読して私が気になった……というより思い出したのは、「そういえば、毒親系の問題があれこれ言われるようになったのって、地域社会が消えてからじゃね?」という事だった。 『ゆがみちゃん』の筆者はリンク先で以下のように述べている。 子どもの頃って、大人と違って関わり合う世界が家庭と学校くらいしかなくて、視野も狭くなりがちじゃないですか。 「子ども時代に大人と関わり合う世界は家庭と学校くらいしかない」――このフレーズは、都市のオートロックマンションや郊外のニュータウンに住んでいる現代の子どもには、かなり当てはまるだろうし、十代〜二十代の人は疑問にすら思わないかもしれない。 だが、このフレーズは昭和

    “毒親”と地域社会の消失、あるいは家父長的システムの崩壊 - シロクマの屑籠
  • 現代人のライフスタイルは、子どもの成長が体感しづらい - シロクマの屑籠

    以前勤めていた病院で、こんなことがあった。 40代のラテン系の外国人女性が3歳ぐらいの子どもを連れて来院していた。高齢出産かと思い「かわいいお子さんですね」と伝えたら「いいえ、これは初孫なんです」と言われて私は驚いた。どうしてその年齢で孫がいるのか!?慌ててカルテを確認すると、彼女の年齢は45歳。衝撃を受けた私はいろいろな話を伺った。 子ども時代はきょうだいと遊び。 カレッジを出て間もなく結婚して3人の実子を育て。 そして今は、孫の面倒をみている。 彼女の人生歴史年表をつくったら、その過半は「子どもと過ごした時間」で占められ、「子どもと縁がない時間」は高等教育履修〜結婚までの短期間だけになるだろう。きょうだい〜子〜孫と三代にわたって子どもを相手取った彼女の人生は、つねに子どもの成長を目の当りにするものだった。 いっぽう、現代日人の典型的なライフコースはどうだろうか。 きょうだいの数は少

    現代人のライフスタイルは、子どもの成長が体感しづらい - シロクマの屑籠
    unakowa
    unakowa 2015/10/15
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