農薬でハチがハイになる…! ネオニコチノイド系農薬の新たな事実が発覚2015.05.06 21:00 体に毒なものがやめられないのはハチも同じだったなんて。 ここ数年、ネオニコチノイド系の農薬が原因でミツバチが減少しているという証拠がかなり見つかっていますが、最近ネイチャー誌に掲載された研究では、これまでと少し違う事実が明らかになりました。ネオニコチノイド系の農薬を使った食物を食べるとハイになるので、ミツバチ自身が好んで食べているというのです。 イギリスの科学者が、マルハナバチとミツバチの味覚受容体ニューロンを観察したところ、ハチはネオニコチノイドの味をまったく感じていないことを発見しました。しかしどちらのハチも、なぜかネオニコチノイドの混入した砂糖水を好んで飲んでいたのです。ネオニコチノイドの成分はニコチンに似ているので、ある種のハイ状態になっていたのだと思われます。 これまでの定説では