撮影:澤山大輔(以下すべて同じ) 「圧倒的」「壮観」「臨場感」「観るものを魅了する」「理想の」…… 今年2月14日に名古屋グランパスとの試合でこけら落としされる、市立吹田サッカースタジアム。その内部を取材した人間として感想を述べるなら、このような言葉ばかりになる。まだ観客も入っていなければ、当然ながら試合も行なわれていない。いわば“主役”がまだ不在、メインイベントはこれからお目見えするはずのスタジアムにこれほど感嘆を覚えた経験は、少なくとも国内のスタジアムでは記憶にない。 あらゆる観点から、サッカーにおける試合の見やすさが追求されたスタジアム。客席の角度、タッチラインから客席最前列までわずか7メートルという距離感・臨場感、「スクラムを組む姿」をイメージされた屋根がもたらす凝集性、ピッチの下に設けられた通風口、階段を登ってもぎりを超えるとすぐ目の前がピッチという設計……まだこけら落とし前だと
金曜日の突然のマイナス金利政策一部導入決定については少しすでに書きましたが、政治的な視点から見ればその決定過程はなかなか興味深いとかんがえられます。 まず、黒田総裁が「付利下げはやらない」という印象を市場に与え続けてきたにもかかわらずいきなり提案したということ。二つ目は、これほど微妙な提案でありながら、きっちりと賛成多数で可決されたこと(つまりちゃんと根回しないしは票読みが出来ていたと推測されます。そうでなければ黒田さん赤っ恥ですからね)、そしてもう一つは少なくとも反対に回った審議委員の一部ないし全部の方には事前に知らされていなかったということ(そのような証言があります)。 なんとなく、会社が経営陣を変えたりするときの取締役会のような雰囲気を思い出しました。いわばクーデターのような決定過程に見えます。取締役は株主総会で選出されるので、最終的にはこのようなクーデターは当然大株主や支配株主の意
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