2016年8月20日のブックマーク (2件)

  • 故郷へ帰りたい

    unamu_s
    unamu_s 2016/08/20
    若い頃とても好きだった短編。だけど今の自分だったら若い女性たちについていってしまいそうだ。まあおそらく彼女らが誘ってくれることもないだろうけど。
  • ある夏の日のアイディア。一本の川をふたりで縫いあげる。物語のための、ささやかな体験。 – 片岡義男.com|作家・片岡義男の電子書籍作品公式サイト

    ある夏の日、僕は友人といっしょに地図を見ながら、相談した。ふたりでオートバイをつらね、どこをどう走ったらいいだろうかという相談だ。いろんなアイディアが出つくして、最終的にきまったのは、この川に沿って走ってみよう、ということだった。地図のなかから選び出した一の川を、その源流から最終的な河口まで、オートバイでたどりつつ走ってみようというのだ。 源流がある山のふもとの村で、僕は友人と落ち合った。二台のオートバイは、夏の日のなかを、その川の源流をめざして、山裾を登っていった。源流には、思いのほかあっけなく、到達することが出来た。これがやがてあの川になるとは、とうてい想像もつかないようなたたずまいで、源流は静かにささやかに、そしてさすがにきれいに澄んで冷たそうに流れていた。 その冷たい澄んだ水で水浴びをし、さあ、みそぎはすませた、などと言いながら、源流の流れに沿って、下っていく。最初に出会う橋は、

    ある夏の日のアイディア。一本の川をふたりで縫いあげる。物語のための、ささやかな体験。 – 片岡義男.com|作家・片岡義男の電子書籍作品公式サイト
    unamu_s
    unamu_s 2016/08/20
    「その川を共通の中心にして、似ているようでじつは似ていない、まったく別々の体験を、僕と友人のふたりは楽しむことが出来る。」→これはとてもいい。