小児がんの晩期合併症のため、病院通いが続いています。婦人科検診の後、紆余曲折の末に子宮内膜ポリープが見つかり、手術を控えているというところまでを前回のコラムで書きました。今回は、連日の病院通いと合わせて、小児がん患者のフォローアップの課題についてお伝えします。 いざ、手術 4月下旬、全身麻酔による子宮鏡下内膜ポリープ切除術のため入院をしました。悪性だったらいけないと急いで日程が組まれたため手術時間は未定。オペ室が空き次第呼ばれるという不思議な感じのせいか、はたまた入院慣れし過ぎたせいか。手術をする実感が湧きません。「悪性だったら」という考えが頭にはあっても、びっくりするくらい平常心でした。医師が丁寧に説明してくれたことも影響していると思います。約2時間の手術は無事終わり、結果を待つだけとなりました。と思いきや、手術に合わせて、いつもと違う排便管理を行ったがためペースが崩れ、飲食のたびに漏れ