ブックマーク / note.com/hatarake365 (1)

  • 2019年8月15日|サボタイ/和田靜香

    以前に、うちの師匠(湯川れい子)のお兄さんが書いた、昭和18年頃の日記を読ませてもらったことがある。とても貴重な日記で、彼が戦争に召集される前までのもの。 当時、お兄さんは大学生だけど、お父さんは海軍大佐で、弟も海軍エリート。だけど自分は戦争が嫌いで、召集されることを免除してもらう申請を何度も出して、戦争が嫌だ嫌だと何度も何度も書いていた。そのことで、お父さんとも言い合いをして、喧嘩をしたことも書いてあった。そういう申請があったことも知らなかったんだけど、とにかく、何度かそれを出して、なんとか引き延ばしてもらっていた。もしかしたらお父さんが偉い人だから、免除されたりもしていたのかもしれない。 お兄さんは映画が好きで、ああ、戦時中も映画は上映していたんですねぇ。まぁ、海軍大佐のお金持ちの家ですから、べるものも都内でありながら困ることなくあり、友達映画にも行ったりしてるんだけど、でも、とに

    2019年8月15日|サボタイ/和田靜香
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