逮捕された山本泰雄容疑者は自宅がある福井県小浜市で生まれ育った。小浜市は、関西電力大飯原発がある同県おおい町に隣接する「原発の町」。原発反対派がいれば、原発関係者も多く住むことから、双方が表立って主張をすることを控えようとする雰囲気があったという。山本容疑者がとっぴな事件を起こしたのはそこから約500キロも離れた首相官邸。「なぜあんな過激な行為に走ったのか」。地元の戸惑いは収まらない。 山本容疑者は3兄弟の次男。地元の小中学校から、これも小浜市にある公立高校に進学。約20年前に現在の自宅がある同市青井に母親らとともに引っ越した。鉄工所を経営していた父親は、そのころ亡くなったという。 本人のブログによると、電子機器製造メーカーに勤務し、昨年7月に退社したとしているが、反原発に固執するようになった時期や理由は不明だ。 「住民には確かに原発の賛否はあり、反対の署名が回ってくることもある。でも住民
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