菅総理は、26日に発売された月刊誌のインタビューで、新型コロナワクチンの接種が順調に進んでいるとして、東京オリンピックの成功に改めて自信をのぞかせました。 菅総理は月刊誌「Hanada」のインタビューの中で、オリンピック開催について、「専門家の意見や客観的な数値を見て、国民の命と健康を守りながら開催することは可能だと判断した。この判断には自信があった」と述べました。 オリンピック開催によって、新型コロナの感染が拡大するとの批判があることについては、「ワクチン接種者数が極めて順調に増えているため、その懸念はあたらないと思う」と述べました。また、ワクチンが不足しているとの指摘に対しては、「きちんと確保しているので、心配には及ばない」と反論し、引き続きワクチン接種を迅速に進めていくと説明しました。 さらに衆議院の解散・総選挙の見通しについては、「コロナを収束させ、経済活動を再開させていく中で、自
先週、東京・板橋区の踏切で31歳の女性が電車にはねられ死亡しました。その後の取材で事故の原因が女性の“ながらスマホ”とみられることが分かりました。 今月8日の午後7時半頃、東武東上線「東武練馬駅」の脇の踏切で、近くに住む31歳の女性が電車にはねられ死亡しました。はねられた際、女性は踏切の中で遮断機の前に立っている状態でした。 「すみやかに踏切の外に出て下さい」(警報音) 一体、なぜ女性は踏切内で立ち尽くしていたのでしょうか。その後の捜査関係者への取材で、女性が事故の直前までスマートフォンを操作していたことが分かりました。取材をもとに当時の状況を再現しました。 警報器が鳴り始めた直後、女性はスマートフォンを操作しながら踏切内に入りました。この時は、まだ遮断機は下りていませんでした。およそ10秒後、女性が踏切の出口にさしかかった時、目の前の遮断機が下りました。女性はそのままスマートフォンの操作
東京オリンピック開催に伴う新型コロナウイルスの感染拡大の恐れをめぐり、宮内庁長官が「天皇陛下の懸念」について発言したことを受け、アメリカのワシントン・ポストが「東京オリンピックは天皇の不信任決議を受けた」と報道しました。 宮内庁の西村長官は24日の記者会見で「天皇陛下は現下の新型コロナウイルスの感染状況を大変ご心配されておられる」としたうえで、「オリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大に繋がらないか、ご懸念されていると拝察する」などと述べました。 これについて、有力紙ワシントン・ポストは25日、「東京オリンピックは天皇の不信任決議を受けた」というタイトルで報道。「天皇がこのような重要で物議を醸す話題について発言することは珍しく、天皇の見解は重みを持つ」と伝えています。 一方、「天皇は、東京オリンピック・パラリンピックの名誉総裁であり、日本で広く尊敬されているが政治的権力は持っていない」
大阪府への緊急事態宣言について、菅総理は「まん延防止等重点措置」の効果を見極めて判断する考えを示しました。 「まだ2週間経っていないと思います。そうした状況を見ての判断になるだろうと思います」(菅首相) 「まん延防止措置」は大阪では5日から適用されていて、週明け19日に2週間を迎えることになります。 一方、政府は16日、神奈川、千葉、埼玉、愛知の4県にも「まん延防止措置」を適用することを決めましたが、対象となる地域の16日午後8時台の人出を前の週と比べると、横浜駅で27.4%、千葉の松戸駅で25.2%の増加が見られました。一方、埼玉の大宮駅ではマイナス4.6%、愛知の栄駅ではマイナス3.4%とわずかに減少しています。 この措置は、地域を限定して来週20日から大型連休後の来月11日まで適用されます。
日立製作所の幹部社員の男が、女子高校生に対し下半身を露出したとして逮捕されました。 公然わいせつの疑いで神奈川県警に逮捕されたのは、日立製作所で企画本部長を務める東京・稲城市の矢加部太郎容疑者(52)です。警察によりますと、矢加部容疑者は去年11月23日の午後9時半ごろ、横須賀市本町3丁目にある駐車場で、女子高校生に声をかけ、下半身を露出した疑いが持たれています。 矢加部容疑者は、下半身を露出した際、女子高校生に「10段階で評価して」などと声をかけたということです。矢加部容疑者は、「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しています。事件の30分ほど前にも、この駐車場の近くで女子大学生(20)が同様の被害にあっていて、警察が関連を調べています。 日立製作所は、「社員が逮捕されたことは大変残念です。今後確認を進め、事実であれば厳正に処分を行います」とコメントしています。
女子高生を自宅に監禁したとして、横浜市に住む会社経営の男が逮捕されました。男は女子高生の体にワイヤーロープを巻きつけたうえで、鉄パイプにつないでいたということです。 逮捕監禁の疑いで逮捕されたのは、横浜市の会社経営、後藤弘泰容疑者(44)です。後藤容疑者は埼玉県に住む10代の女子高生を自宅マンションの室内で監禁した疑いがもたれています。 女子高生は、およそ1か月前に家族が自宅の最寄り駅に送り届けてから行方がわからなくなっていて、家族が行方不明届を出していました。 女子高生は5日夕方、インターネットにつながるゲーム機を使って埼玉県警の「メール110番」に、「拘束されていて逃げられない」と自ら通報。警察が駆けつけたところ、女子高生は体にワイヤーロープを巻きつけられたうえで、鉄パイプにつながれていたということです。 2人はSNSを通じて知り合ったとみられ、女子高生に目立ったけがはないということで
新型コロナウイルス対策として国民1人当たりに「現金10万円」を支給する案をめぐり、自民・公明の幹部が異例の長時間協議を行いましたが、結論は先送りとなりました。 自民・公明の幹事長らは感染拡大を受けた対策として、断続的に4時間にわたり、国民1人当たりに10万円を支給する案をめぐり協議しました。 これに先立ち、公明党の山口代表は15日、安倍総理と会談。公明党によると、山口氏は、すでに政府がとりまとめた、収入が半減した世帯などに現金30万円を支給する対策ではなく、一律、現金10万円を国民に支給するよう求め、今月下旬にも成立する見通しの補正予算案の組み替えも要請していたということです。 ただ、15日の協議で自民党側は予算案の組み替えには応じず、現金の一律給付についての結論は先送りとなっています。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、過酷な現場を支え続けている人たちがいます。PCR検査を行う女性技師は出産からわずか2か月で、現場に戻らざるを得なかったと訴えます。 「子育てに入るような人を、検査技師に要請しなければいけないこと自体がもう医療崩壊です」(検査技師の女性) こう訴えるのは、関西の病院で働く検査技師の女性。子どもを出産して、わずか2か月で、職場に復帰しました。PCR検査ができる技師が足りないと懇願されたためでした。 「お世話になった上司が『しんどいのでどうしても』って頭を下げられると断れない部分がありまして」(検査技師の女性) 前の担当者は一か月以上も休みがとれない状態でした。現在も、女性含め2人の技師で1日に100以上の検体を扱っていて、子どもは家族に託したまま、職場に泊まり込んで、休みなく、検査を続けているといいます。 「産後まもないので、疲れがひどいなって。大丈夫って
新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船内で業務していた厚生労働省などの職員の多くが、ウイルスの検査を受けずに職場に復帰していたことが分かりました。厚労省内で検査が一度は検討されたものの、陽性者が多く出た場合の業務への影響などを考慮し、見送られたということです。 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、船内で作業を行っていた厚労省の幹部など国の職員4人の感染が明らかになっています。 中国・武漢からのチャーター便に関わった内閣官房の職員らは、他省庁の応援も含めてウイルスの検査を受けていますが、関係者によりますと、船に入った90人を超える厚労省の職員のうち熱などの症状が無い職員はウイルスの検査を受けずに元の職場に復帰しているということです。船内で対応にあたる橋本厚労副大臣や自見厚労政務官も、検査を受けていません。 また、クルーズ船に入った厚労省以外の国の職員や災害派遣医療チーム「
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