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2010年1月20日のブックマーク (3件)

  • 《臨床》という言葉の周辺(メモ) - Freezing Point

    「エスノメソドロジーという事業そのものを、臨床活動と理解することはできないでしょうか」という私の質問(参照)は、とても強引な言葉づかいをしています。 contractio さん: 「臨床」という言葉を使いたいと望み かつ 恐れなく使えるひとの考えが、わたしは知りたいです。 (略) 90年代半ば過ぎくらいからでしょうか、「臨床」ということばを、医者以外の人が使うようになってきたことは知っていて、そうした文献を多少は読みました。が、「ぜひともこの言葉を使わねばならない理由」というのが、私には結局さっぱりわかりませんでした。 (略) 「臨床」という語に「治療」という含意があるなら、それを医療従事者以外の人が使うのは、かなり大それたことであるような気はします。 《臨床》という語を、医療とは別のものとつなげたタイトルとしては、《臨床哲学》、《臨床美学》*1、《臨床法学》*2、そして《臨床社会学》など

    《臨床》という言葉の周辺(メモ) - Freezing Point
  • 2006-06-30

    最近、「再帰性」 「個別社会(中間集団、党派性)」 「個人の政治化(交渉・契約)」 というあたりを焦点にしています。 いきなり全部を論じようとしてもどうしようもないので、少しずつメモしながら考えてみます。 ▼私のblogは、まとまった意見提示や解説的なものも多いですが、多くは「考えている現場をそのまま書いてみる」ような作業になっています。 blog自体が「書きかけの研究ノート」みたいな感じ。 それでもお付き合いいただけるとうれしいです・・・ 主に「個別社会」「再帰性」に関して引用*1。  【追記: 私が自分で動画を見てのメモもご参照ください。】 強調は引用者。 【宮台真司】 そして最大の問題点は全体性を把握している人がいない点にあります。 民間企業も政治家も官僚も、生き残りをかけて各々の利にかなうアーキテクチャを入れようとしていますが、競争関係にあるが故に、誰一人として全部を見わたせないと

    2006-06-30
  • ICC オープニング・シンポジウム: 「ネットワーク社会の文化と創造」 - Freezing Point

    パネリスト: 宮台真司、 斎藤環、 藤幡正樹、 浅田彰(司会) サイト左側のところから、動画でシンポジウム全編を視聴できる。 めっちゃおもしろいひきこもりに関しては、54:40 あたりから、それ以後のやり取りなどがキモ。 キーワードは「再帰性」。 ▼すでにinflorescenciaさんが文字起こししてくださっているが、自分のためにあらためてメモ。 斎藤環 (1:01:45〜) 自己言及ブーム → 社会の心理学化・心理の社会学化 【患者さんが自己解説を始めてしまう】 内省の過剰が社会性の回避につながる。 ひきこもっている人は、カルトには絶対行かない。 自分がカルトだから。 フロイトのモデルでは、自分の問題の所在を意識化できれば症状は軽減する。 しかし今は逆で、問題意識が高まれば高まるほど問題が大きくなってゆく。 勉強して、病理に詳しくなればなるほど治らなくなってゆく。 それゆえ課題はむ

    ICC オープニング・シンポジウム: 「ネットワーク社会の文化と創造」 - Freezing Point