トランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産業経済新聞社は、都内で記者発表会を開き、3Dバーチャルコミュニティ(メタバース)事業を展開するための合弁会社「ココア(Co-Core)」を設立したと発表した。 メタバースとは、3Dグラフィックで生成された仮想空間のこと。代表的なものはアメリカのリンデンラボ社が提供している「Second Life(セカンドライフ)」で、ロイター通信が支局を開設したり、クリスチャン・ディオールが新作を発表するなどして話題を集めた。 ココアが手がけるPC用オンラインコンテンツ「meet-me」の特徴は、カーナビと同等のデジタル地図データを使用して、現実世界の東京を再現するということ。主要なランドマークは実在の建物を忠実に再現するということで、季節・天候・地価なども現実とシンクロさせ、現実世界と「meet-me」がオーバーラップするような世界観を提唱するとしている。 発表