ニコンから、Zマウントを採用した、初のAPS-Cミラーレス「Z 50」が登場した。本機は、昨年発表されたニコンの新世代システム「ニコン Z マウントシステム」に対応した最新モデルであり、先日発表された「デジタルカメラグランプリ2020」においても、見事「総合金賞<ミラーレス>」を受賞した注目モデル。「Z 7」、「Z 6」などのフルサイズ機とはひと味違った魅力を備えた新展開だ。 ニコンがミラーレス機用に新たに立ち上げた「ニコン Z マウントシステム」は、第一弾がフルサイズ機だったことや、マウント口径の大きさから、「フルサイズ機専用のマウントでは?」という雰囲気もあったが、いよいよ待望のAPS-C機の登場である。どのように仕上げたのか興味津々の方も多いだろう。 まずは本機のアウトラインを、ざっとおさらいしておこう。マウントは「Z 7」、「Z 6」と同様、Zマウントを採用。イメージセンサーは、位