-デジタルオーディオ: HDMIを一例として HDMIは、従来のSP/DIFよりもはるかに高速のデータ伝送を行っています。その分、ケーブルやコネクタ接合部でのインピーダンス不整合の影響をより強く受けるものと推測されます。 HDMIでは、4ペアの平衡ケーブルが使用されています。その内、3ペアはデータ用、1ペアはクロック用に使用されています。全て差動伝送で伝送されます。 クロックがデータから独立している点と差動伝送が使用されている点、でSP/DIFよりも素性の良い伝送方式と言えるのですが、如何せん最大クロック340MHz, 最大伝送データ10.2Gbpsと、SP/DKIFの2桁ばかり上のデータと周波数を扱うので、その苦労は並大抵ではありません。 まず考えられるのが高周波ノイズ対策です。これについては端緒に付いたばかりで、今でもHDMI用のノイズ対策デバイスが発表されている状況ですから、これの音