ISBNは、各種の書籍(単行本、漫画など)の他、CD-ROM・カセットテープ・マイクロフィルムなど、出版社から刊行されて出版取次・書店で流通する出版物におおむね適用される[4]。ただし、日本などでは、ムックを除く雑誌にはISBNではなく雑誌コードを使用する。また、ウェブサイト・広告物・ゲームなどは、国際的にもISBNの対象外である。 ISBNは、中身が同じでも出版形態が異なれば別の番号を割り振られる[4]。例えば、ある小説が単行本・文庫本・電子書籍の3つの形態で発売されれば、それぞれ別の番号が付けられる[4]。 絶版となった場合でも、ISBNを新刊に使い回すことはない[4]。 ISBNは10桁のコードで表され、通常4つのパートからなった。なお、この、10桁であらわされる(旧規格)ISBNコードを、現行の13桁のISBNに対して ISBN-10 と呼ぶことがある。 ISBN-10は、 ISB