注目企業によるVR(仮想現実)端末の一斉リリースが続き、VR元年と呼ばれる2016年。教育現場や学校行事においても、VRを活用する試みが進んでいます。 VRを「教育」に活用している具体例グーグルが提供する「Expeditions Pioneer Program」は、学校の授業にVRコンテンツを活用できる教育機関向けVRプラットフォームです。これにより、生徒たちは教室にいながら、VR上で社会科見学や疑似体験ができます。例えば、バッキンガム宮殿を訪問したり、火星の表面に降り立ったり、海底深くに潜れたりーー、多様なプログラムが100以上提供されています。プログラム参加に必要なデバイスは全てグーグルから提供され、参加中は教師がタブレットを用いて引率(ガイド)を行い、生徒はスマートフォンとダンボール製ビューアー「Cardboard」を用いてVRを体験します。 キャリア設計に役立つようなVRツアーも、