大分県の教員汚職事件は、教員採用の「狭き門」が背景にある。教員を目指す若者たちは、わずかでも広い門を求め全国を「受験行脚」する。合格しても採用されないケースもある。一方で、正規教員の不足は、非正規教員が支える。教員採用の実態を追った。 (井上圭子)
がん宣告を受けた教授の最後の授業 米カーネギー・メロン大学のランディ・パウシュ教授が、7月25日、すい臓がんで死去した。享年47歳。専門はコンピューターサイエンスだが、彼を世界的有名人にしたのは、その「最後の授業」だった。 昨年、彼は医師から「余命は3ヵ月から半年」と告げられた。大学には、そういう教師が「最後の授業」を行なう慣例があり、それに従って彼は昨年9月に授業を行ない、その模様はビデオに収録され、大学のウェブサイトで公開された。ここまでは今までにもあった話だが、このあと「事件」が起きた。この1時間以上のビデオが、YouTubeにアップロードされたのだ。 YouTubeがベストセラーを生んだ パウシュ教授の授業には、死を覚悟した悲壮感はない。最初に、彼のすい臓の10個の腫瘍のCTスキャンを見せたあと、「今日はこれ以上、病気については語らない。もう飽きたよ」といい、「ぼくは君たちの誰より
武蔵野美術大の千羽さん(写真左)と多摩美術大の米山さんは「どちらが変わり者ぞろいか」を自慢。会場をわかせた(武蔵野美術大で) 美術離れへの危機感が、ライバルの手を結ばせた。 久々の青空が広がった6月中旬。武蔵野美術大(東京都小平市)は、高校生やその保護者らを案内する赤や黄色のTシャツ姿の学生であふれていた。タワシやスポンジに絵の具を含ませ、来場者と一緒に校舎の壁面いっぱいの紙に絵を描く学生たちもいる。 オープンキャンパス(大学見学会)が開かれている同大の一室のスクリーンに「ムサビVSタマビ」「ムサビ&タマビ」の文字が点滅した。そのスクリーンを背に「多彩な才能が集まるムサビ」「タマビは原石の魅力!」と2人の男性が大学自慢をし合う。武蔵野美術大企画広報課(現法人企画室)の千羽(ちば)一郎さん(37)と、世田谷区や八王子市にキャンパスを持つ多摩美術大企画課の米山建一さん(35)だ。 話題は美術の
「プラスチック」ファンなど客層変化に賛否、国際化で「本場」の雰囲気が薄れる懸念も 【プレミアリーグ 巨大ビジネスの誕生⑩)】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く