大学生の３割が一人で昼食…孤食派は下宿でおにぎり 「昼食を一人で食べる」ことが「多い」「まあ多い」と回答した学生は２８・６％―。１０日発表された全国大学生協連（東京）の学生生活実態調査では、学生の「孤食」の実態も明らかになった。 友人の人数との相関関係を調べると、昼食を一人で食べることが多い学生のうち、７１・０％が「友人が少ない」と答え、逆に、一人で食べることが少ない学生は、６９・１％が「友人が多い」と回答した。 昼食を取る場所として、一人で食べることが「多い」と答えた学生の３２・３％が「自宅・下宿」と回答。「生協食堂」を使う割合は、一人で食べることが「少ない」学生の３７・４％に対し、「多い」学生は２２・８％と、差が目立った。 大学生協連は「友人と一緒の学生は、主食とおかずをバランスよく食べているが、一人で食べる学生は、菓子パンやおにぎりと飲み物で昼食を済ませ、栄養が偏りがちになる傾

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公務員の世界では、週休日（土日）と休日（祝日や年末年始）が明確に区別され、「正規の勤務時間においても勤務することを要しない」日と定義される休日は、実際には勤務しなくても勤務時間にカウントされる。このことは、公務員の場合、時間単価が民間に比べ低くなる（超過勤務手当もその分少なくてすむ）ことを意味しているが、こうした計算上のトリックは、民間企業には当然のことながら認められていない。他方、公務員の場合には、民間企業とは違い、数多くの休暇制度が整備されている。年次休暇や病気休暇のほか、17種類を数える特別休暇がそれであり、常勤職員（民間企業の正社員に当たる）の場合、そのすべてが有給の休暇であるところに特徴がある。また、年次休暇については8割出勤要件が課されず、病気休暇や産前産後休暇の期間中も給与が減額されないといった違いもある。こうした公務員の世界から、法人化に伴って、労働関係法令の適用される世界

京都市は９日、ＪＲ京都駅南口の「アバンティホール」（南区）の有償譲渡先に学校法人「龍谷大学」（伏見区）が決定したと発表した。譲渡価格は計１億９０００万円。同大学は学生サークルの発表や市民向け公開講座の場として利用する予定で貸し館業務も引き継ぐ。今年度中に市と売買契約を締結する。 同ホールは、市が建設したビル９階に８４年に開設され、客席数３６２席のホールと定員３２人の会議室がある。音楽イベントを中心に講演や研修などに利用されてきたが、平日の稼働率が５０％台にとどまるなどして赤字運営になっていた。市の有償譲渡先募集に応募したのは同大学だけだった。【木下武】

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将来を担う若者を支援しようと、元教員の藤沢フミ子さん（８８）＝大分市在住＝が１０日、大学進学者を支援する「大分合同福祉事業団　藤沢フミ子奨学金」を設立した。４月から交付を始める。 藤沢さんは大分合同福祉事業団に３千万円を寄付した。大分市の大分合同新聞社を訪れた藤沢さんに、同事業団の森脇豊事務局長が感謝状を渡し、「大切に使わせていただきます」と礼を述べた。 藤沢さんは同市鶴崎出身。１９４１年に佐伯市で小学校教員となり、その後は、大分市や茨城県日立市の小学校で約３５年間勤務した。５５歳の時に大分に戻り、県婦人相談所の相談員などを務めた。相談員時代に、母親１人で子育てに苦労する人の相談にも応じてきた。藤沢さんは「厳しい経済情勢の中とはいえ、若い人がお金で苦労するのは忍びない。一生懸命に勉強して、信念を貫けるような人になってほしい」と、奨学金設立の思いを語った。 事業団は毎年、奨学金を希望す

プロフィールバックナンバー 入学資金、足りない時にはどこで借りる？2010年2月10日15時47分 今の時期、受験真っただ中というご家庭も多いことでしょう。 受かって欲しいけれど、心配は、合格した後に学校に納めるお金。まとまった金額になるだけに、バカになりません。 教育資金は、独立行政法人日本学生支援機構（旧・育英会）に奨学金制度があります。主に優秀な学生を対象とした無利子の第一種奨学金と、普通の学力でも借りられる有利子の第二種奨学金があり、利率が全期間固定方式だと１．５７％、５年ごとの利率見直し方式だと０．８％となっています。 奨学金は、各学校に受けられる枠があって、年収の低い家庭を優先して貸しています。 奨学金だけでは足りない場合には、ローンを借りるということになります。この場合、真っ先に検討したいのが国の教育ローン。貸付額は１人３００万円までで、返済期間は１５年以内。利率は、２．６５

日大工学部の第１回就職セミナーは９日、郡山市の同学部で始まった。１２、１３の両日を合わせた３日間、学生たちが人事担当者と直接面談する。平成２３年３月卒業予定で就職を希望している大学３年生、大学院１年生を対象にした就職セミナー。首都圏、東北、県内の製造業や情報通信、建設業など昨年並みの４６７社が個別ブースを設けている。学生たちは希望企業のブースを巡り、人事担当者から会社概要や就職状況などを聞き、自身を売り込んだ。