京都市美術館(左京区岡崎円勝寺町)と京都国際マンガミュージアム(中京区烏丸御池上ル)で1月27日、「京都精華大学 卒業・修了制作展」が始まった。 芸術学部、デザイン学部、大学院芸術研究科(マンガ以外)は京都市美術館で、ニンテンドーDSを音声ガイドとして使い作品を展示している。来館者は制作者である学生本人による音声ガイダンスを聴きながら鑑賞することができる。音声コンテンツは同大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科の学生らが制作し、会場には貸し出し用のニンテンドーDSを用意している。 展示する作品は絵画、立体造形、陶芸、テキスタイル、版画、映像、グラフィックデザイン、プロダクトデザインとさまざま。学生1人1作品で、総数は約500点に上る。そのうち音声ガイドを使う作品は104点で、1作品につき30秒間、作品の解説や作品の世界観を伝える音楽を流すなど、それぞれ作品に合わせて工夫している。 マンガ学
京都大学百周年時計台記念館(京都市左京区吉田本町)の地下1階に1月15日、「タリーズコーヒー」がオープンした。運営はタリーズコーヒージャパン(東京都新宿区)で、京都市内では5店舗目の出店となる。 新店の店舗面積は約11坪。店舗隣りの大学の共有スペースに、タリーズコーヒーのテーブルとチェアを設置し、24席を用意する。 タリーズコーヒーが大学キャンパス内に出店するのは関西地方では初めて。全国では慶応大学、早稲田大学に続いて3店舗目となる。京都大学では講演会や講習会なども多数開催されており、学生だけでなく、京都府内外から訪れる一般の人も多い。同社広報担当者は「学生や教職員だけでなく、一般の方にも利用していただき、大学キャンパス内でのコミュニティーの場として利用していただければ」と話す。 タリーズコーヒーは、1992年にシアトルで生まれたコーヒーショップ。日本では現在約370店舗を展開している。「
立命館大学映像学部は1月23日から、山形国際ドキュメンタリー映画祭20周年を記念した上映会「ドキュメンタリー映画の現在」を同大学衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町、TEL 075-465-1990)で開催する。 同イベントは映像学部の川村健一郎ゼミによる企画で、3回生が中心に企画・運営にかかわる。今年20周年を迎えた同映画祭がライブラリーに所蔵している作品を厳選して上映する。 上映作品は、1月23日=「ルート1」「水没の前に」、24日=「真昼の不思議な物体」「映画の都」、30日=「アンダーグラウンド・オーケストラ」「リハーサル」「革命の歌」「生まれなかった映画たち」、31日=「家族写真」「イラン式離婚狂想曲」「ハッピー・バースデー、Mr.モグラビ」「メタル&メランコリー」など。 同24日にはシンポジウム「ドキュメンタリーの未来へ~山形国際ドキュメンタリー映画祭の20年~」を開催する。映画
京都大学吉田寮(京都市左京区吉田近衛町)で9月18日、「おめでとう!吉田寮ほぼ100周年祭」が始まった。普段から音楽や演劇などの団体が活動し、交流スペースとして利用されている吉田寮食堂(旧食堂)と広場が会場になる。 吉田寮は今年4月から同大学と同寮の建て替えについて協議を続けている。同イベントは現在利用されている寮や食堂をなくしたくないという思いから、寮生や食堂で活動してきた有志が集まる実行委員会が企画した。実行委員の唐仁原(とうじんばら)俊博さん(京都大学4年)は「自分たちで工夫して生活しやすい状態にしてきた現在の吉田寮や食堂をアピールし、現状を多くの人に知ってもらいたい」と話す。 同イベントは18日の前夜祭から始まり、連日イベントを行う。26日は同食堂を使ってきた劇団が出演する「演劇の日」、27日には同食堂で現在活動している団体による「ほぼ厨房使用者ライブ」が行われる。演劇の日には「ヨ
写真=フランス・パリのエセック経済商科大学院大学(ESSEC)で経営学を学ぶヘレン・ラサルーテス(20)さん。 今回インターシップとして参加しているのは、フランス・パリのエセック経済商科大学院大学(ESSEC)で経営学を学ぶヘレン・ラサルーテス(20)さん。広報業務のアシスタントなど、9月中旬ごろまで約2カ月間業務にあたる。 ヘレンさんが日本文化への興味をかきたてられたのはマンガとの出会いからだったという。高校時代に日本語を学び、その情熱から今回のインターンシップに参加。「大好きな京都に3カ月も滞在することができ、自分が情熱を持てる仕事に携わり、さらにいろいろ勉強できるこの機会にワクワクしている」とヘレンさん。 漫画については、日本とフランスでは大きな違いがあるという。フランスのフアンの間では「ジャパンマニア」とよばれるほど漫画は身近なサブカルチャーになっており、毎年新たなフアンを獲得して
京都大学生活協同組合(京都市左京区)とKBS京都(上京区)が共同で開発・販売しているレトルトカレー「総長カレー」の販売数が10万食を突破した。 総長カレーは2005年、当時の京都大学・尾池和夫総長が学生からの「もっと総長を身近に感じたい」という要望に応え、同大生協のカフェレストラン「カンフォーラ」のためにプロデュースしたもので、同年11月から同店で提供を始めた。肉の量の多さとスパイスの効いた味で人気メニューとなり、2007年9月にレトルトカレーとして商品化し、同大生協各店舗とKBS京都が運営するECサイト「京都生活」での販売を開始した。 発売直後から土産や修学旅行の記念品としての利用などで話題を呼び、当初の年間販売目標だった5,000食を1カ月半で達成。多様な同大オリジナルグッズを扱う「京大ショップ」でも、売り上げはトップ。 KBS京都の担当者は「大学ブランドというと堅いイメージがあるかも
佛教大学(京都市北区)は2月24日、同大学四条センター(下京区四条烏丸)でオリジナル純米酒「佛米(ぶっこめ)!夢乃酒!」の完成お披露目会を開催した。 酒づくりプロジェクトは、「ものづくりを実感させるキャリア教育を目標とし、地産地消の面でも地域活性化を促す効果を」というコンセプトで2008年度にスタート。同大学が地域連携協定を結ぶ南丹市美山町で作った米を使い、伏見の酒造・招徳酒造とともに日本酒の新銘柄を開発。同年度は31人の学生がプロジェクトメンバーとして登録。美山町での田植えなど実際の農作業には学生自らが参加し、酒造での酒づくり体験も行った。 同プロジェクトのコーディネーターの渡邊忠司文学部教授は「当初は不安も多かったが学生の自主的な頑張りで軌道に乗ることができた」と振り返る。学生リーダーの田山允俊さんは当日のプロジェクト報告の場で、「トライ&エラーの繰り返しだった」と振り返り、「ミーティ
京都の情報に関する出版物やウェブサイトの企画・制作を手がける京都大学発のベンチャー「のぞみ」(京都市中京区御池通間之町東入ル)は2月4日、着物柄を活用した名刺「和札 WAFUDA」の販売を開始した。 同商品は名刺の裏面に着物の柄をデザインしたもの。友禅染や絞り染めを手がける京都の工房に協力を呼びかけ、20種類の図案で約100パターンをデジタル化した。協力企業は「アトリエひとしほ」「近江染工」「染の三喜」「辻が花染め工房 絵絞庵」「富宏染工」。 京都観光本などの企画制作に携わってきた同社は、「年間約5,000万人もの観光客が訪れる京都だが、伝統産業など地場産業にその波及効果が生まれていない」という現状を踏まえ、「伝統の技術を生かした新しい商品を生み出したい」という思いから今回の商品開発に至ったという。工房には、商品の売り上げの一部が還元される。 販売ターゲットは京都のメーカーや輸出入にかかわ
女子学生団体「BAMP!」は12月14日、SOHOLM CAFEでファッションイベント「京小町night」を開催する。 女子学生団体「BAMP!」は12月14日、SOHOLM CAFE(京都市下京区烏丸通四条下ル)でファッションイベント「京小町night」を開催する。 同団体は立命館大学の学生を中心に10人の女子大生が集まり活動を展開している。同イベントは昨年に続く2回目の開催で、ファッションをキーワードに物を大切にすることや大量消費だけでない消費の選択肢を増やすきっかけになることを目指している。毎回、女子大生を中心に着物を着た150人の女性を集めファッションショーや立食パーティーを行う。 ファッションショーは着物のショーだけでなく、着物と洋服による創作衣装なども登場する。内容は3部構成で、民族衣装や古着をリメークしたファッションショーやダンスパフォーマンスなども行う予定。 同団体の小林奈
キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下ル)で11月27日、大学コンソーシアム京都インターンシップ事業プログレスコースの報告会が開催された。 同事業は、実体験と教育研究の融合による高い職業意識の育成や自主性・独創性のある人材育成を目指したプログラムで、プログレスコースでは受け入れ先の企業・行政機関・非営利団体などが提示したテーマや課題に沿って学生が約6カ月間のプロジェクト型インターンシップを行った。 同報告会では同コースの実習生とインターンシップ受け入れ先の担当者が集まり、それぞれの受け入れ先で実施されたプロジェクトの報告が行われた。受け入れ先はインテリジェンスオフィス、iCEO、京都シネマ、京都パープルサンガ、京都府教育委員会、キンシ正宗、大学コンソーシアム京都、ひらかた市民活動支援センター、フロムページの9団体。 インテリジェンスオフィスのプロジェクトでは7人の学生が実習に取
京都・滋賀・奈良の16大学生協は11月4日から、「CO2見える化計画~大学生協フードマイレージ・キャンペーン~」を各食堂で実施している。 フードマイレージは食材の輸送量と、生産地から食卓までの輸送距離を掛け合わせた指標で、食材を輸送することで発生する環境負荷を示している。フードマイレージから食材の輸送によって発生する二酸化炭素(CO2)排出量も算出される。 同キャンペーンは京都大学、同志社大学、立命館大学、龍谷大学、京都府立大学、京都工芸繊維大学、京都橘大学、京都教育大学、滋賀大学彦根地区、滋賀大学大津地区、滋賀県立大学、滋賀医科大学、奈良女子大学、奈良教育大学、奈良工業高等専門学校、大阪樟蔭女子大学(関屋キャンパス)の大学生協、計32食堂で実施。 各食堂で提供される約400の共通メニューにフードマイレージと二酸化炭素排出量を表示している。大学生協京都事業連合の平信行さんは「社会的関心の高
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