スマートフォンやアプリが発達し、音楽との出会い方が多種多様になってきた。いつでも気軽に音楽が聴けるメリットは大きいが、高品質なイヤホンやヘッドフォンを使ったことがある人ならば、音質の違いがもたらす異なる音楽体験に驚いたこともあるだろう。 ピエール中野が監修する「ピヤホン」は、幅のある音楽を届けられるイヤホンとして人気だ。このピヤホンに、初期の構想段階からアドバイスを送り続けてきたのが、クラムボンのミトさん。クラムボンのバンドマスターの他、さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュースを行っている彼に、現場の音作りの変化や音質へのこだわりを聞いた。 <取材・編集 小沢あや(ピース) / 構成 山田宗太朗> <ミトさんプロフィール> クラムボンのバンドマスター。ベース、ギター、鍵盤、その他を担当。ソロ活動の他、プロデューサーやミックスエンジニアとしても活動し、数々のアーティストへプロデュース