ブックマーク / number.bunshun.jp (8)

  • 佐藤天彦と中村太地の未公開縁側トーク 藤井聡太の逆転は本当に“逆転”か?(雨宮圭吾)

    うだるように暑い8月の昼下がりだった。信号待ちしているだけで、どっと汗が噴き出す。道の向こうに見える風景が蜃気楼のように揺れていた。 だが、用意していた対談の会場に着くと、灼熱の外界とは切り離された空気と時間が流れていた。 そこは昭和30年に建てられた都内にある古い平屋の住宅だ。引き戸を開け放つと、広々とした庭の緑が目に涼しい。岩に染み入ってなお溢れ出してきそうな蝉の声が現実感を失わせ、どこか遠い昔にタイムスリップしたような感覚に陥る場所だった。 ADVERTISEMENT 先に中村太地七段が姿を見せた。白いTシャツにセットアップのジャケパンスタイル。そうと知らなければ、スタートアップの創業者のような現代的な佇まいだ。 「アン・ドゥムルメステール」の黒のマスク 冷たい麦茶を飲みながら、もう1人の到着を待つ。対談の相手はファッションやクラシック音楽などに造詣が深い“貴族”佐藤天彦九段である。

    佐藤天彦と中村太地の未公開縁側トーク 藤井聡太の逆転は本当に“逆転”か?(雨宮圭吾)
    unpontan
    unpontan 2020/09/14
    株に全部投資しろってところの件がわかりやすい。
  • 賛否両論の超高校級シューター、富永啓生は和製カリーになれるか。(青木美帆)

    今年度の全国高等学校バスケットボール選手権(通称「ウインターカップ」)の主役は、間違いなく彼だった。 富永啓生(けいせい)。愛知・桜丘高校3年生のサウスポーシューターだ。 初めて出場したウインターカップで、男女を通じた得点王になった。6試合で獲得した239点(1試合平均39.8点)は、次点を63点も引き離しダントツの1位。3ポイントシュート成功数(30)、フリースロー成功数(35)でも大会ナンバー1の成績を挙げた。 数字だけでもすごいが、プレーを実際に見るとさらにすごい。とにかく3ポイントシュートを打ちまくる。3ポイントラインからどれだけ離れていようが、どれだけベタ付きで守られようが、パスをもらったら即シュート。そして、そのシュートが思わず笑ってしまうくらい決まる。 準決勝の福岡第一高校戦は、大会屈指のディフェンスチームを相手にしながら、前半だけで31得点(3ポイント7)。3位決定戦

    賛否両論の超高校級シューター、富永啓生は和製カリーになれるか。(青木美帆)
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    unpontan 2019/01/14
    賛否両論に草。否定したいだけでしょ。
  • 藤井聡太や羽生善治は時を操る。持ち時間が違えば思考法も変わる。(茂野聡士)

    藤井聡太「七段」の戦いぶりは、今年に入っても世間に話題を提供している。「あれっ、七段?」と言う人も多いかもしれないが。 15歳6カ月で朝日杯オープンを優勝して六段になった3カ月後、今度は竜王戦ランキング戦を勝ちあがって七段昇格。“ひふみん”こと加藤一二三さんの17歳3カ月を上回る15歳9カ月で達成した。 慣れてきてしまったのが怖いが、あらためて考えても現実の出来事とは思えない。 将棋界全体を見ても、いわゆる「八大タイトル」を羽生善治竜王、佐藤天彦名人、高見泰地叡王、菅井竜也王位、中村太地王座、渡辺明棋王、久保利明王将、豊島将之棋聖と8人で分け合っている。複数タイトル保持者がいないのは31年ぶりという群雄割拠だ。 そんな白熱する将棋を見るうえで案外ひっかかるのが、対局時間の違いではないだろうか。 「10秒~20秒~」と持ち時間。 将棋は竜王戦や名人戦のように2日制で実施したり、NHK杯のよう

    藤井聡太や羽生善治は時を操る。持ち時間が違えば思考法も変わる。(茂野聡士)
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    unpontan 2018/09/10
    eスポーツはゲームだろ?という声がちらほらあるけど、将棋と囲碁も考えてみればeスポーツの先駆け的な存在なのね。こんな記事を書くほど観る将がいるってことだもんね。俺もその一人だけど。
  • オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。(手嶋真彦)

    大迫勇也のような上手くて強い選手を。日サッカーにとって今後のポイントだが、齋田良知ドクターは欧州の地で見識を得ようとしている。 ワールドカップのベルギー戦で大魚を逸したサッカー日本代表に、いったい何が足りなかったのか。「予防医学」が足りなかった。そう言われてもピンとこないだろう。「怪我の予防に活用できるデータの蓄積」が欠けていた。これでもまだ疑問符しか出てこないはずだ。 では「育成年代の指導者の目先の結果に囚われない勇気」が不十分だったと言えば、どうか。あるいは「怪我を押して試合に出場し、未来を絶たれた若い才能」と言えば? まったく別の言い方もできる。日でも怪我の発生や身体特性に関するデータの蓄積が進み、ヨーロッパのサッカー大国と同じように予防医学が広く行き渡れば、そして怪我をした育成年代の才能がスポーツドクターの勧めで痛み止めを飲むのを止めるようになれば、ワールドカップの制覇も夢では

    オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。(手嶋真彦)
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    unpontan 2018/07/29
    各スポーツの強豪と各国の人口とは比例しない。日本がサッカーやラグビーでなぜ勝てないのか、いくつか理由はあると思うが、1つの答えがこの記事にあるように感じた。
  • 五輪を連覇中の女子スター選手、セメンヤを狙い撃ちした国際陸連。(及川彩子)

    「こんな規則を作る暇があったら、もっと違うことに時間を割いてほしい」 先月末に国際陸上競技連盟(以下、国際陸連)がある規則を発表すると、トップ選手たちが怒りとフラストレーションを口にした。 「こんな規則」とは、男性ホルモンのテストステロン値が高い女子選手に対して出場資格を制限する。しかし値が高い選手は投薬によって基準値を下回れば出場を認める、というもの。この規則は2018年11月から採用されることになった。該当する選手が薬物摂取を拒否した場合、来年のドーハ世界陸上、東京五輪への出場には赤信号が灯る。 この規則の問題点には、いくつかの突っ込みどころがある。 検査の対象がハードルを含む400mから1600mの間の種目に限られている点。 また意図的にテストステロン値を下げることでパフォーマンス低下が否めなくなる点だ。 陸上ファンならお気づきだと思うが……国際陸連が一部の種目に絞ったのは、明らかに

    五輪を連覇中の女子スター選手、セメンヤを狙い撃ちした国際陸連。(及川彩子)
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    unpontan 2018/05/11
    そんなにセメンヤを攻めんなや。
  • 数字で見るプロ野球の“最強”選手。昭和の最強は王と金田、平成は?(広尾晃)

    読者各位は「平成最後のゴールデンウィーク」をどのようにお過ごしだっただろうか? 「えっ?」とか言ってるそこのあなた、来年の今頃はもう、違う時代に入ってるんだよ。 私が自分で「おっさんだな」と思うのは、平成になって30年もたつのに、まだ頭の中で「今年は昭和でいえば何年」と計算していることだ。ご存じか? 今年は昭和93年だ。昭和生まれの人の年齢を計算するときには便利だが、若い人に言ったら馬鹿にされるだろうなと思う。 ついこないだまで、同世代で飲みに行けば「このごろは平成生まれが一丁前に口を利くようになってよ!」とか愚痴を言い合ったものだが、今や平成生まれも29歳。口を利くどころか、できないことは「老衰で死ぬこと」くらいになった。 このあたりで、NPBの「平成時代」を総決算してみよう。チーム成績、投打成績のランキングである。参考までに、昭和の成績も出す。 昭和も平成も1位は巨人!? まずは各チー

    数字で見るプロ野球の“最強”選手。昭和の最強は王と金田、平成は?(広尾晃)
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    unpontan 2018/05/11
    面白いデータ
  • 福西崇史が日本代表の問題点を指摘。レベルの差を認めて、できることを。(福西崇史)

    このままだとW杯は厳しい。マリ戦を見る限りの正直な印象です。なおかつ同じ日に行われた親善試合で、グループリーグ初戦で戦うコロンビアはフランスに打ち合いで勝っています(3-2)。現段階で彼らとはかなりレベルが違う、と言わざるを得ない。 ではその状況で、日は何を意識する必要があるか、考えてみましょう。 マリ戦は仮想セネガルという立ち位置で臨みましたが、チーム全体で考えるとプラスになった点は少ないです。現状では攻守ともに90分間ずっと意思統一ができなければ苦しい。それがはっきりしたのは間違いないですが……。 ADVERTISEMENT 今回の試合、アフリカ勢との身体能力の差はやはり痛感するところでした。例えばマリの選手に寄せたはずなのに、抜かれた場面が何回かありました。日の選手たちは“いつもなら体を当ててボールを取れている”という感覚だったはずです。 でもそこでスルッと抜かれたりするのに対応

    福西崇史が日本代表の問題点を指摘。レベルの差を認めて、できることを。(福西崇史)
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    unpontan 2018/03/29
    やっている側はもっと細かく問題点がわかっているけどなかなか改善できないのがスポーツだよね。ちょっとした変更でも、やっている側からすれば野球の右打者に「左打者になれば打率上がるよ」というレベル。
  • 30周年の東京ドームに燦然と輝く、松井秀喜と大谷翔平だけの勲章とは?(鷲田康)

    1988年2月7日午前6時。 私は沖縄・恩納村にあるホテル・ムーンビーチの駐車場にレンタカーを置いて、海岸に向かって歩いていた。中日のキャンプは早朝の散歩から始まる。それを取材するために、当時、報知新聞の中日担当記者だった私は、眠い目をこすって毎朝、ホテルに駆けつけていた。それが番記者の1日の最初の仕事だったからである。 ところがホテルの建物に入るか入らないかのところで、血相を変えた中日の大越広報部長(当時)が飛んできた。 ADVERTISEMENT 「ワシダッ、大変なことになった!」 大越部長がまくし立てる。 「監督が朝のときに今朝の報知を見て凄まじい勢いで怒っているんだよ。いま顔を合わせたら大騒ぎになる。練習が始まるまでに何とかオレがなだめておくから、今日はここで帰れっ!」 監督とはこの年、就任2年目を迎えた星野仙一さんだったのである。 そして星野さんが読んだ記事とは……。 星野監督

    30周年の東京ドームに燦然と輝く、松井秀喜と大谷翔平だけの勲章とは?(鷲田康)
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    unpontan 2018/03/18
    綺麗に入ってますな。https://www.youtube.com/watch?v=WgFOf7-ue-g
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