オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。（手嶋真彦）

大迫勇也のような上手くて強い選手を。日本サッカーにとって今後のポイントだが、齋田良知ドクターは欧州の地で見識を得ようとしている。 ワールドカップのベルギー戦で大魚を逸したサッカー日本代表に、いったい何が足りなかったのか。「予防医学」が足りなかった。そう言われてもピンとこないだろう。「怪我の予防に活用できるデータの蓄積」が欠けていた。これでもまだ疑問符しか出てこないはずだ。 では「育成年代の指導者の目先の結果に囚われない勇気」が不十分だったと言えば、どうか。あるいは「怪我を押して試合に出場し、未来を絶たれた若い才能」と言えば？ まったく別の言い方もできる。日本でも怪我の発生や身体特性に関するデータの蓄積が進み、ヨーロッパのサッカー大国と同じように予防医学が広く行き渡れば、そして怪我をした育成年代の才能がスポーツドクターの勧めで痛み止めを飲むのを止めるようになれば、ワールドカップの制覇も夢では

[toronei]

いやこれスポーツ医学だけでなく、予防医学全体に言えることよ。

[klaftwerk]

選手が受け身で医療を受けるのではなく、医療従事者と共に考えながらデータの蓄積から体のバランスを考えていく予防医学って一番日本に導入が難しいな。経過で精神的異物が入りそう。

[ko77]

育成年代で怪我を防ぐ為のデータ収集はJリーグ下部組織は更にやらなくては

[kazgeo]

スポーツと医学の現場が、あまりにも「対処療法」になってしまっているということなのだろう。起きている事象に、なぜなのか、どうしてそうなってしまうのか、と考えることが不足しているのが我らということか。

[uunfo]

テーピングしてたら怪我をしている扱いになるからな。20年以上前からなんも変わってない。

[unpontan]

各スポーツの強豪と各国の人口とは比例しない。日本がサッカーやラグビーでなぜ勝てないのか、いくつか理由はあると思うが、１つの答えがこの記事にあるように感じた。

[nbhama]

データ 教育

[ajimoto]

怪我をしてても試合に出て活躍する。それが美学で感動する人が日本には多い気がします。どんなスポーツでもプロアマ問わず。医療者だけじゃなく指導者も観戦者も変わらなければ。

[BigHopeClasic]

齋田良知医師は磐城高校で高校サッカー選手権出場経験もある。だからこその説得力もあろうし、福島県つながりでこういう人材を得るいわきFCの天運もすごい。JFAアカデミーとも協力してほしい。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[strategy-pm]

短期スパンでの結果が求め過ぎられてるんじゃないだろうか、日本全体で。と思ってしまう。データ収集の仕組みを効率的に作るところがキーだと思う。そこには全体的に資金を集めていいんじゃないか。

[babi1234567890]

「痛みの原因を特定できれば、リハビリへと進む。必要な筋力をつけるか、痛みの原因となっている動きの癖を矯正するか」

[kitaido0]

サッカーに限らない話。スポーツ大国アメリカはどうなってるか知りたい話。これからはスポーツ庁が利権のために頑張ればいい

[machida77]

予防医学としてのスポーツ医学、選手と医師の関わり方の違いなど。