ガ島通信@藤代氏が毎日新聞(4/13付)に寄稿したメディア論を読み、正直いってガッカリした。と同時に「やっぱり新聞では限界があるのか」と強く感じた。おそらく「新聞に載ること」を意識して書いたために、文章が死んでいるのだ。 そこには藤代氏がブログで見せるいつもの面影はなく、ただ無機的で人の心に刺さらない文字の羅列だけがあった。「R30」さんが激賞していたので期待して読んだのだが、残念ながらアテがはずれてしまった。 とはいえ私は別に藤代氏を批判するために、この駄文を書いてるわけじゃない。同じひとりの書き手が媒体のちがいによって、これだけ手足をもがれた状態になることに非常な興味を覚えたのだ。 そこで今回は氏が見せた落差をキーワードにし、ブログがもつ媒体としての可能性と、新聞の限界について考えてみたい。 まず初めにお断りしておかなければならないことがある。なぜ、あの「おもしろい藤代氏」が、毎日新聞