株式会社ミクシィの前坂です。第1回でmemcached 1.4の簡単な紹介をしました。今回は新しく正式導入されたバイナリプロトコルの扱い方をご紹介いたします。 バイナリプロトコルの扱い バイナリプロトコルを扱うには、アプリケーションのプログラミング言語に合ったバイナリプロトコル対応のクライアントライブラリが必要です。バイナリプロトコルは最近導入されたこともあり、ネイティブ対応していると報告されているクライアントライブラリはC言語のlibmemcachedとJavaのspymemcachedだけです(2009年8月時点)。ただし、世の中にはlibmemcachedをwrapした、さまざまの言語で記述されたクライアントライブラリがいくつかあり、それらを使ってバイナリプロトコルを扱うことが可能です。 今回の記事ではそれらのクライアントも含めて, C、Java、Python、PHPでのデモコー