ロシアのプーチン大統領は24日、性別を変えることを原則的に禁止する法案に署名した。インタファクス通信が伝えた。政府のサイトで公開され、施行されることになる。 法案によると、性別を変えた人は養子を迎えられず、子どもの後見人にもなれない。結婚していた場合は婚姻が解消される。 法案はこの原則禁止措置により、「ロシア社会の道徳的、家族的な基盤を保護し、ロシア国民、特に子どもの健康を守ることができる」としている。 ロシアは、ウクライナ侵攻で対立する米欧への対抗軸として、「伝統的な価値観」を掲げており、性的少数者(LGBTなど)の報道や映画もほぼ全面的に禁止されている。