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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (99)

  • 脱・貧困、足立区で始まった挑戦:日経ビジネスオンライン

    「就学援助」という制度があるのを、どれだけの方がご存じだろうか。 学校教育法第19条では、「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童又は学齢生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない」とされている。受給の要件は自治体ごとに違いがあるものの、おおむね生活保護費の基準に近い低所得者を対象に、子供の学用品や通学費などを援助する仕組みだ。 2012年度、小中学生の就学援助費の受給率は全国で15.64%と過去最高を更新した。1995年の調査開始以来、一貫して増加している。これは、子供を抱えていながら、経済的に困窮している世帯の割合が増えていることを示している。 都道府県別では大阪府が26.65%と最も高く、静岡県が6.23%と最も小さかった。自治体や地域によって大きな差があるのが実態だ。より小さな行政区分ではさらに差は大きくなる。 足立区は全国平均の2.4倍 37%。

    脱・貧困、足立区で始まった挑戦:日経ビジネスオンライン
  • 「消臭力の大ヒットは、“皆殺し”から始まった」:日経ビジネスオンライン

    日野 なおみ 日経ビジネスクロスメディア編集長 月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。 この著者の記事を見る

    「消臭力の大ヒットは、“皆殺し”から始まった」:日経ビジネスオンライン
  • どうして「営業日報」は100%必要ないのか?:日経ビジネスオンライン

    私は現場に入って営業目標を絶対達成させるコンサルタントです。そのために営業活動を色々な側面から「見える化」していきます。 見える化すると、仕事の無駄が分かります。必要のない会議、必要のない資料や報告書の作成、必要のないメールの送受信などをやめてもらいます。やっていることを正しい考え方で吟味していくことが欠かせません。 要らないものの一つが営業日報です。営業日報は邪魔なだけで、役に立たないどころか、営業の士気を低下させたり、労働時間を増やしたりするといったマイナスの部分が多過ぎるのです。次の会話文を読んでみてください。 ●専務:「君はどのように部下をマネジメントしているんだ」 ○営業部長:「マネジメントですか。色々とやっています」 ●専務:「私は4月からこの会社に来たばかりだ。君の方が断然、経験が長い。ぜひ詳しく聞かせてもらいたい」 ○営業部長:「はい。何でも聞いてください。私も勉強させてい

    どうして「営業日報」は100%必要ないのか?:日経ビジネスオンライン
  • 「失敗は成功のもと」は、実は統計的にも正しかった!:日経ビジネスオンライン

    連載は、一昨年まで米ビジネススクールで教鞭をとっていた筆者が、世界の経営学の知見を紹介していきます。 さて、私たちはよく「失敗は成功のもと」という言葉を使います。失敗をすることが、その後の成功に繋がるという考え方です。 逆に「失敗の原因になるのは、それ以前の成功体験である」ともよく言われます。筆者はこの4月から「日経ビジネス経営塾」の講師を務めているのですが、その第一回の経営者講師だったセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が講演で強調されていたことも、「成功体験こそが次の失敗に繋がる」というお話でした。 これらの諺や経験則は、「失敗体験→その後成功しやすくなる」「成功経験→その後失敗しやすくなる」と言っているわけで、ある意味矛盾しているように見えます。そもそも我々は誰もが成功したくて日々頑張っているわけで、それでもやはり失敗をするべきなのでしょうか。成功する組織や著名経営者は、失

    「失敗は成功のもと」は、実は統計的にも正しかった!:日経ビジネスオンライン
  • 「キミのせいで私が無能?」 思考を放棄する日本社会の罪と罰:日経ビジネスオンライン

    「ウチは内定出した学生の親に、積極的にコンタクトを取ります。内定辞退者を減らすのに、親責めは案外効果的なんです。とんだ茶番だと思いますけど……母数を確保しないことには、ね。まぁ、そういうことです……」 文部科学省が「オワハラ」の実態調査に乗り出すことが明らかになり、某大手企業の人事部長さんに意見を求めたところ、彼は奥歯にモノが挟まったようなもの言いでこう答えた。 「でも……そういうネーミング付けられて、社会問題化されるだけうらやましい。人事部って文句しか言われないセツナイ部署なんです。『なんであんなの採ったんだ!』と嫌味を言われるのは日常茶飯事だし、業績が悪くなればリストラを散々やらされる。離職率を下げろ! 休職者を減らせ! ってまるで他人事のように言われますしね。挙げ句の果てに、無能扱いですから。嗚呼、……人事部って、ホント、何なんですかね?」 ふむ。ホント何なんでしょう……セツナイ……

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  • 「人類の知性」が抱える「3つの病」とは何か?:日経ビジネスオンライン

    世界中に衝撃を与えた一冊の 田坂先生は、昨年出版された著書、『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』(光文社新書)において、これからの時代には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの知性」を垂直統合した「スーパージェネラリスト」が求められると言われています。 また、今月19日に出版される新著、『人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」』(同)においては、その「知性の垂直統合」のために必要な「多重人格のマネジメント」について語られています。 この連載では、ここまで、「7つのレベルの知性」の垂直統合と、「多重人格のマネジメント」について、その要点を伺ってきました。今回は、「人類の知性」について、思想的な視点から話を伺えるそうですが、いよいよ、先生の「思想家モード」の人格での話が伺えるのですね……(笑)。 田坂:「思想家モ

    「人類の知性」が抱える「3つの病」とは何か?:日経ビジネスオンライン
  • 「勝ち組は“窓際族”?」 コスパ重視世代の損得勘定:日経ビジネスオンライン

    “窓際族”がちょっとした話題になっている。 窓際族は勝ち組ー。憧れは窓際族ー。 昭和の窓際族たちの切ない背中を知っている世代には、遠視気味の目をめいっぱい見開いてい入るような発言が、ネットで飛び交っている。 きっかけは、「新社会人よ、窓際を目指せ」というネットマンガが、4月1日に公開されたこと。 エイプリルフールネタかと思いきや、その内容はかなり核心を突いた“優れモノ”で、実に巧みに時代を捉えていたのである。 目指すは、「閑職エリート」 ストーリーは、入社した新人たちが社内見学で、「雑務課」の業務内容の説明を受ける場面から始まっている。 雑務課とは、「仕事なんて何もしちゃいない 一般の社員が『あいつらと比べたら、自分はまだマシ』と見下すことで社内のメンタルヘルスケアに一役買っている部署なんだ」――。 このシニカルな設定の雑務課に集まるのは、選び抜かれた(?)“閑職エリート”。新聞を広げ、

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  • どうして「質問バカ」は考える力が無くなっていくのか?:日経ビジネスオンライン

    分からないことがあれば遠慮なく上司に質問する。それは常識です。分からないまま進めてしまい、結果を出せなかったら問題です。後から「自分なりにやってみました」「自分のできる範囲で頑張りました」と言われても上司は困ってしまいます。 その一方、何も考えずに質問ばかりする「質問バカ」がいます。これも問題です。次の会話文を読んでみてください。 ○マネージャー:「おいおい、何時だと思っている。もう11時半だぞ。営業のくせに午前中ずっと社内にいたのか。もっとお客様のところへ行きたまえ」 ●部下:「ええと提案資料を作っていたのです。手ぶらでは行けませんから。なぜ、お客様のところへもっと行け、といつも仰るのですか」 ○マネージャー:「お客様と接触する回数を増やすことで、信頼関係が築けるからだ。手ぶらの時は顔だけを見せてすぐ帰ればいい。それでも単純接触効果が出てくる」 ●部下:「そういうものですか。でも何回も押

    どうして「質問バカ」は考える力が無くなっていくのか?:日経ビジネスオンライン
  • 【特別対談】イクメンは出世しない!?:日経ビジネスオンライン

    佐伯 真也 日経ビジネス記者 家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。日経エレクトロニクス、日経ビジネス編集部を経て、15年4月から日経済新聞社証券部へ出向。17年4月に日経ビジネス編集部に復帰。 この著者の記事を見る

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  • 学生時代の就労体験がハッピーなものになっていない。:日経ビジネスオンライン

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  • マックから逃げた客はどこへ行った?:日経ビジネスオンライン

    マクドナルドの苦戦が続いている。2月下旬の週末、横浜市内にあるマクドナルドの大型店を訪れたところ、昼時にもかかわらず、客はまばらで店員の方が多いほど。週末の郊外型の店舗では、こうした光景が珍しくなくなった。 なぜマクドナルドから、客が離れたのか。大きな影響を与えているのが、言うまでもなく「チキン問題」だ。2014年7月、チキンの加工を委託している中国の工場が、使用期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚した。 日マクドナルドホールディングス(HD)の同月の既存店売上高は、前年同月に比べて17%減少。さらに、今年に入って、日全国の店舗で、「ビニールの切れ端」などの異物混入が発覚したことが、追い打ちをかけた。同社が発表した今年1月の既存店売上高は39%減と、2001年の上場以来、最大の落ち込みとなり、2月以降も回復の兆しは見えていない。 チキン問題と異物混入が引き金となったのは間違いないが、

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  • 就活後ろ倒しの真の意図、それは大学の淘汰だ:日経ビジネスオンライン

    坂田 亮太郎 日経ビジネス副編集長 東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰 この著者の記事を見る

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  • どうして「話せば分かる」と言う人と分かり合えないのか?:日経ビジネスオンライン

    人と人とが分かり合うためには言うまでもなくコミュニケーションが大切です。対話を繰り返すことで誤解が解ける。そういうことは多々あります。 しかし、誰とでも「話せば分かる」わけではありません。話し方に問題がある人とは、なかなか理解し合えないものです。 以下の会話文を読んでみてください。営業部のチームリーダーとその上司である営業部長とのやり取りです。 ●リーダー:「納得できません。部長が言った通りにしたのに、あの発言は一体どういうことですか。私が袋叩きにあうようにしたかったのですか」 ○営業部長:「いや、そういうつもりはなかった」 ●リーダー:「そういうつもりはなかったなら、どういうつもりがあったのですか。部長が言い出したのですよ、社長に直訴しろって。だから営業部を代表して私は経営会議で言いました。結果を出すために、人材教育にもっとお金を使ってほしい。予定されている追加の広告出稿より効果があるは

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  • どうして女性は「日本式の会議」が嫌いなのか?:日経ビジネスオンライン

    式の会議が好きな女性はほとんどいない。 私はこう断言します。「脱会議」を提唱し、それをテーマに10年近くセミナーや研修を実施してきた私なりの結論です。 以下の会話文を読んで皆さんも考えてみてください。 ○社長:「1月から課長が増えたな。全部で何人になったかね」 ●管理部長:「11人です。そのうち女性が4人です」 ○社長:「そうか。女性の管理者が増えることは当社にとって喜ばしいことだ」 ●管理部長:「ええ。結婚し、子育てをしながらでも管理者として活躍する人が出てくる。それを見て勇気づけられる女性社員がいるでしょう」 ○社長:「その通り。男はうかうかしていられないぞ。年齢を重ねればたいていの人が課長になれた時代は終わった」 ●管理部長:「管理者になりたがらない男性も増えているようですが……」 ○社長:「らしいな。それはそれで嘆かわしいことだ」 ●管理部長:「新任課長が増えたので、定期的に課

    どうして女性は「日本式の会議」が嫌いなのか?:日経ビジネスオンライン
  • テロ、銃撃事件…“抑圧された怒り”を生む自覚なき偏見:日経ビジネスオンライン

    人間がもつ情動の中でもっともエネルギーを秘めた「怒り」。 その“怒りのエネルギー”が、これほどまで世界中に広がったことって、過去にあったのだろうか? 少なくとも私の記憶にはない。 米ミズーリ州の白人警察官による黒人少年射殺事件、フランスのシャルリエブド襲撃テロ事件、そして、今回のイスラム国の人質事件――。昨年から立て続けに、憎悪と怒りと暴力の負のエネルギーが世界中に蔓延している。 メディアで報道される事件だけじゃなく、もっと狭い、自分の半径3メートルの日常世界も、怒りにあふれている。1つひとつは小さな怒りかもしれない。 だが、あちらこちらに“怒りの芽”が、まるでマグマのように充満している。ちょっとした出来事をきっかけに、巨大なエネルギーが爆発しそうで怖い。怒りが怒りを生むという、負の連鎖……。それが身の回りでも起きている。そう思えてならないのだ。 余裕がない? そうかもしれない。 格差社会

    テロ、銃撃事件…“抑圧された怒り”を生む自覚なき偏見:日経ビジネスオンライン
  • 「選択の自由」という牢獄:日経ビジネスオンライン

    「馬の自然誌」(J.エドワード・チェンバレン著)というを読んだ。 曰く、 「偉大な調教者は、世話したウマが有名なレースで勝ったから、名高い荒馬を手なずけたから、名を残したというわけではなく、(中略)人と人ではないものとの境を超えたから、偉大になったのだ。わたしたちも日常的にそれをしている。たとえばを読んで、その架空の世界を生き生きと思い描いたり、あるいは自分を取り巻く世界が変わることを願って祈ったりするときに。」 今いるところから、新たな世界へと、境を超えていく、その手助けをしてくれる「」や「馬」。でも、馬はただ「超える」という経験をさせてくれるだけではない。 私たち人間の方から、馬によりそい、彼らの言葉を学び、コミュニケーションを取るということは、 「(ウマの世界の約束事は)わたしたちを変容させてくれる。その言葉を学べば学ぶほど、わたしたちは自分でも気づかぬうちにそれまでとは違った

    「選択の自由」という牢獄:日経ビジネスオンライン
  • パナソニックとソニーの明暗を分ける、最も根本的な理由:日経ビジネスオンライン

    連載は、一昨年まで米国のビジネススクールで助教授を務めていた筆者が、世界の経営学研究の知見を紹介していきます。 さて、筆者は一昨年に帰国以来、様々な業種の方々と交流する機会を得てきました。そしてこの経験を通じて、多くのビジネスパーソンが自社の戦略に悩み、それを考えるヒントを得るために「経営戦略」の考え方・フレームワークを勉強されていることも知りました。 米ハーバード大学の著名経営学者マイケル・ポーター教授の『競争の戦略』のような経営書を読んで勉強される方は多いですし、専門のコンサルタント・大学教授のセミナーに参加される方もいます。「戦略が優れている」と言われる他業界の企業を分析し、自社に取り込もうとする方もいます。「戦略」に対するビジネスパーソンの関心は、ますます高まっているようです。 しかし同時に筆者が驚いたのは、戦略がうまくいかないそもそもの「根的な理由」について、ビジネスパーソン

    パナソニックとソニーの明暗を分ける、最も根本的な理由:日経ビジネスオンライン
  • どうして“イネイブラー上司”は部下をダメにしてしまうのか?:日経ビジネスオンライン

    「今の景気で目標の達成なんて無理です」「そもそも目標自体が高すぎます」「逆立ちしても達成できない、こんな目標を設定した社長に問題があるのでは」 こうしたネガティブな発言が現場で繰り返される部署があります。そのような状態であるのに何の対策も打たず、それどころか「どうしても達成できないなら仕方がない」「難しいと当人が言っている以上、無理にやらせるわけにはいかない」などと現場の声に同調する上司がいます。 次の会話文を読んでみましょう。 ○営業部長:「君のグループは何人いたっけ」 ●リーダー:「7人です」 ○営業部長:「ベテランもいれば若手もいるな」 ●リーダー:「はい。私より年上の50代が3人。40代は私だけ、後は30代と20代が4人です」 ○営業部長:「7人のほとんどがまだ目標に届いていないな」 ●リーダー:「申し訳ありません。入社2年目の子だけです、現時点で目標を達成しているのは」 ○

    どうして“イネイブラー上司”は部下をダメにしてしまうのか?:日経ビジネスオンライン
  • ホールディングス導入が日本企業をダメにした:日経ビジネスオンライン

    野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 1935年生まれ。富士電機製造を経て72年、米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院から博士号(Ph.D.)取得。「知識創造経営」の生みの親として知られ、世界的に影響力のある経営学者。 この著者の記事を見る

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  • あなたは「人生の当事者」になっていますか?:日経ビジネスオンライン

    西頭 恒明 日経ビジネス副編集長 1989年4月日経BP社入社。「日経イベント」を経て、96年8月「日経ビジネス」編集部に異動。2008年10月日経ビジネス副編集長。2009年1月日経情報ストラテジー編集長。2012年1月より現職。 この著者の記事を見る

    あなたは「人生の当事者」になっていますか?:日経ビジネスオンライン