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2013年4月26日のブックマーク (4件)

  • 『犬の伊勢参り』 - 色彩を持たない動物たちと、その巡礼の道  | HONZ現代ビジネス | [講談社]

    レビュアー:内藤 順 最近では、自分自身の過去と向き合うことを「巡礼」と呼ぶらしいが、こちらは正真正銘の巡礼の話である。ときは江戸の時代、ところは伊勢神宮。だが、ここでお参りを行ったのが犬であったというから、只事ではない。 最初に犬の伊勢参りが行われたのは、明和8年(1771年)4月16日の昼頃のこと。突然、犬が手洗い場で水を飲んでから宮の方へとやって来て、お宮の前の広場で平伏し拝礼する格好をしたのである。その場にいた神官たちにとって、これはまさに事件であった。 犬の飼い主は山城国、久世郡槙の島に住む高田善兵衛という者。つまりこの犬は、飼い主の元を離れ、山城の国のからはるばる伊勢までお参りにきたのである。 「境内に犬を入れるな」とは、古くからの伊勢神宮における決まり事である。犬が死んだり、お産をしたり、死肉片をくわえてきたりすること、これらは全て穢れとされてきた。だが、その法すらも簡単に

    『犬の伊勢参り』 - 色彩を持たない動物たちと、その巡礼の道  | HONZ現代ビジネス | [講談社]
    uporeke
    uporeke 2013/04/26
    この本はものすごくおもしろそう。
  • 24時間戦えるんですか?:日経ビジネスオンライン

    23日付けの朝日新聞は、一面のトップで『ユニクロ、「世界同一賃金」導入へ 優秀な人材確保狙う』と題するニュースを配信した。 で、二面にその解説記事を載せ、三面にはユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長のインタビューを掲載している。 私は、柳井社長の発言そのものよりも、朝日新聞がこういう紙面の作り方(←具体的には「一私企業のプレスリリースに近い話題のために、一面トップからの3ページを費やす編集方針」ということ)をしたことに、強い印象を受けた。 というよりも、率直に申し上げて、あきれた。 「朝日新聞は、財界人の提灯を持っていると思われることを恐れなくなったんだな」 と、ちょうど電話をかけてきた知人を相手に話し込んだほどだ。 インタビューが載ったのが、「○○経済」「○○ビジネス」のようなタイトルを冠した媒体であったのなら、はじめから何も騒ぐことはない。その種のメディアが、有力

    24時間戦えるんですか?:日経ビジネスオンライン
    uporeke
    uporeke 2013/04/26
    「自ら望んで、あえてグローバル社会の到来を促進しようと考えているのは、社会がグローバル化することによって利益を得るごく一部の日本人だけなのだ。」
  • 義理人情を利用して「原稿料1000円」ってどういうことだ:日経ビジネスオンライン

    遙から お金の話をしようと思う。 世間ではアベノミクスとやらで給与が上がるとか、景気上昇とか、気配だけで浮き足立つ空気があるが、実質はどうか。 私は経済学者ではないので、自分が肌で感じるあくまで主観に基づく景気を、いや、カネの話をする。 結論からいうと、“卑怯な世の中になったな”が、正直なところだ。 ものごとには適正価格というのがある。ところがここに「お世話になった方だから」とか、「社会のためだから」とかいうフィルターが1枚からむだけで、価格引き下げが正当化される。 ある“お世話になった方”が逝かれた。出版社からその方にまつわるコラムの依頼が来た。ここに勇気をもってその時の依頼価格を書く。 1000円だ。 原稿と一緒にお金も渡すくらいのつもりでないと… なんともいえない心のざらつきがあった。 確かに世話になった。その世話になったご遺族からの依頼ではない。ご遺族からならギャラは辞退する。 逝

    義理人情を利用して「原稿料1000円」ってどういうことだ:日経ビジネスオンライン
    uporeke
    uporeke 2013/04/26
    何文字で1000円なのかを明記していないところがちょっと信用できない感じ。
  • 第2回 棋士が棋士であるために|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

    すべてが終わった後、報道陣が撤収作業を始めた電王戦最終局の記者会見場で、谷川浩司は敗れた三浦弘行に歩み寄った。そして耳元で何か言葉を伝えた。いつも以上に優しい目をしていた。すると、敗戦後も一貫して堂々と振る舞っていた三浦の様子に変化が見られた。頭を垂れ、瞳を閉じている。涙は見えなかったが、私には泣いているように見えた。 部屋を出た三浦に声を掛けると「人がいない場所で話しませんか」と言った。そして「記事、読みました。有難うございました」と笑った。不意に胸を衝かれた。三浦は誰に聞いたのか、私が開幕前に連載で書いた文章を読んでくれていた。しかし、読んでいたこと以上に驚かされたのは、棋士人生で最も重いであろう敗戦を喫した直後に、わざわざ記事ごときに感謝を伝えてくれた彼の人柄だった。 関係者でごった返す将棋会館4階フロアを逃れて、階段で5階へと上がった。下階の喧騒の熱気からは遠く、不思議なくらい静

    uporeke
    uporeke 2013/04/26
    誰もがコンピュータに対する常識を覆された機会ともなったのではないか。子供の頃に置いてきた将棋への思いが一気に復活したよ。