サッカーJリーグ、アルビレックス新潟の早川史哉選手、24歳。2年前に入団し、開幕戦からスタメンデビューを果たすなど、将来を期待された選手でした。 しかし、その直後、急性白血病と診断され、チームを離脱。闘病生活を続けてきました。先月15日、その早川さんが、選手復帰に向けてトレーニングを始めたことを公表しました。白血病と闘いながら、再びピッチに立つことを目指す早川さん。その歩みを、入院中から1年半にわたり追いました。(新潟放送局ディレクター 安世陽) 「身体を動かせるので毎日が楽しくてしょうがないですし、疲れたなと思って寝れる幸せも感じています」 先月19日、新潟県聖籠町にあるアルビレックス新潟のクラブハウスを訪ねると、チームの練習着を身にまとった早川史哉さんが、明るい表情で迎えてくれました。 早川さんは、去年12月に選手復帰に向けたトレーニングを開始。“復帰”という目標に向かって、厳しい道の