皆さんは、『タルドンネ』って知っていますか? 韓国ではスラム街のことをこう呼ぶそうです。 今回、ソウル最後のタルドンネと呼ばれているペクサマウルにその様子を紹介します! タルドンネってどんな意味? タルドンネとは、韓国語で直訳すると「月の街」という意味です。 とてもおしゃれな名前ですが、これがなぜスラム街を意味するのかというと、 “月がキレイに見えるような高台にある街” ということからだとのこと。 どこの国でも多くのスラム街は、開発の進んでいない高台や水(海)辺に広がっていることが多いのですが、これは、安定した平地は都市開発が進んでしまい、そこに住めない人たちはどんどんと地価の安い開発の進まない場所に追いやられてしまうためです。 ペクサマウルに行ってみた ペクサマウルは韓国で最後のタルドンネと呼ばれている場所で、やはり街は坂の上にあります。 ペクサマウルは「蘆原区中渓洞104番地」という場