なぜ京都の人は、あんなに山椒が好きなんだろう。 京都在住の友人宅に、遊びに行った時、おかずの味付けに、かなりショックを受けた。 京都の家庭料理っていうと、上品で、薄味なのかなあ...と勝手に思い込んでいたのだが、容赦なく、ピリピリししていたのだ...。 それは山椒のピリピリであった。私にとっては新鮮だったので「京都人、山椒好きなんだねえ!」と興奮して言ったら、「ああ、そういえばそうねえ」と、軽く流された気がする。当たり前すぎて、自覚がないらしい。 「...そういや、山椒の新芽が出て実がなるまでの、春〜夏の季節に、山椒の葉をじかに山盛りに入れて、お鍋にして食べたりもする家もあるらしいよ、ウチではやったことないけど」 え、山椒を多く使った日本料理ってだけでも珍しいのに、山椒の葉っぱ鍋!? 食べてみたい。そう思った。 実は、京都でもマイナー...? 先日、その「山椒鍋」をふと思い出し「