ブックマーク / courrier.jp (6)

  • 認知科学者ダグラス・ホフスタッターが説く「それでも私たちが外国語を学ぶべき理由」 | AI翻訳は人類を「悲劇のシナリオ」へ導く

    AI翻訳が進化するなか、ピュリッツァー賞受賞の認知科学者ダグラス・ホフスタッターが「手遅れになる前に外国語を学びなさい」と題したエッセイを米誌に寄稿した。自身も苦労して数ヵ国語を習得したホフスタッターが恐れる、「私たちがAIに屈したときに失うもの」とは──。 つたない中国語でスピーチ 私にとって人工知能AI)の最も恐ろしい脅威は、いわゆるシンギュラリティ──人類を凌駕する知能の爆発的な暴走が起こる可能性だ。現在のAI技術水準は破滅的なシナリオを予感させる。 エベレスト登頂に強い憧れを抱く人のなかには、準備に何年もかけ、莫大な資金を費やす人がいる。あなたも同類だろうか? それとも、むしろヘリコプターでエベレストの頂上に降り立ち、絶景を堪能するほうだろうか? では、外国語というエベレストに登る場合はどうだろう? 最近、自分の人生に起きた2つの小さなエピソードがきっかけで、私はこの問題につい

    認知科学者ダグラス・ホフスタッターが説く「それでも私たちが外国語を学ぶべき理由」 | AI翻訳は人類を「悲劇のシナリオ」へ導く
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    ura3 2023/08/29
  • ロジャー・フェデラーがリオネル・メッシを絶賛する「トップアスリートならでは」の理由 | 円熟した名選手にしかわからない境地

    ベテラン勢が活躍したACミランを訪ねて 2008年の冬、私は永遠の若さについて知るべく、イタリアのコモ湖畔地方にあるACミランの練習場「ミラネッロ」を訪れた。そこは世界でもっとも美しいオフィスだった。10メートル離れた人の毛穴が見えるほど空気は澄んでいて、練習場には寝転がってもわからないほど起伏がない。 バールで完璧なエスプレッソを飲んでいると、外ではサッカー史においてもっとも長い歴史を持つチームの選手たちが、さっそうと練習場を歩いていた。2007年のUEFAチャンピオンズリーグでは、ACミランは31歳以上の選手が大半を占めるスターティング・イレブンで臨み、優勝を果たした。 青のスーツに青いトレンチコートを着た白髪で長身の男性が、タバコを吸いながら彼らの様子を見ていた。彼こそが、サッカー界を代表するメディカル・チーム「ミランラボ」のトップであるジャン・ピエール・ミールセマンだった。老化の問

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    ura3 2022/11/18
  • 寝不足で人はより利己的、非社交的になる─新しい研究結果が意味すること | この50年で睡眠時間は大幅に削られてきたが…

    エベネーザ・スクルージは、途切れ途切れの浅い眠りから起きたクリスマスの日の朝、自分のけちくさいやり方をやめねばならないと気づく(チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』参照)。 残念ながら、同じことはわれわれには起こらなそうだ。というのも、寝不足の夜がわれわれをより利己的にすることを示す研究結果が出たのだ。 アメリカで実施されたこの研究では、睡眠時間が1時間減るだけでも、他者を助けたいという願望が失われうることがわかった。たとえその他者が親戚や親しい友人であってもだ。 夜によく眠れないと社会的行動を促す脳の部位の活動が抑制されるようだと研究チームは述べている。この研究論文の共同執筆者で、カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカー教授は言う。 「睡眠不足が、非社交的な行動の引き金として作動し、互いに助け合おうとする人の生来の願望を弱めることをわれわれは発見しました。いわば、睡

    寝不足で人はより利己的、非社交的になる─新しい研究結果が意味すること | この50年で睡眠時間は大幅に削られてきたが…
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    ura3 2022/08/25
    眠いからそりゃそうだろ
  • 「戦車」の繊細な歴史─最初から時代遅れと言われつつなぜか廃れない兵器 | 葬られた墓からよみがえりつづけるモンスター

    言われてみれば、戦車という兵器は20世紀的な風貌をしている。21世紀に戦車はまだ必要なのか? 時事問題と歴史を切り結ぶ歴史学者のスティーブン・ミームが、戦車の歴史を振り返り、その未来を展望する。 戦車は時代遅れか? 1世紀以上も前に戦車が初めて戦場に登場して以来、軍事アナリストたちが問うてきた疑問だが、ウクライナでの戦争が2ヵ月目に突入した最近もまた問われている。 ロシアが2月24日のウクライナ侵攻に備えていたとき、これまでの常識からして、ロシアはその装甲部隊と優れた空軍力で即座に勝てるだろうと思われていた。 ところが世界が目の当たりにしたのは、ロシアの戦車が何台も路上で炎上し、その砲塔が吹き飛ばされ、乗組員も焼き殺されているという光景だった。無数の装甲車がこのような憂き目に遭ったのは、「ジャベリン」「NLAW」「スタグナ」などと呼ばれる新世代の携行式対戦車ミサイルのせいだ。 こんなことで

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    ura3 2022/04/07
  • 監督が語る『イカゲーム』とこの世界の現実──「僕は金持ちじゃないよ。Netflixがボーナスをくれるわけでもないし」 | 私たちはこのドラマみたいな世界に生きている

    韓国・ソウルにあるオフィスからインタビューに応じたファン・ドンヒョクは、私の質問を聞いて笑い声をあげた。動画配信サービスNetflix(ネットフリックス)で世界的な大ヒットを記録しているドラマシリーズ『イカゲーム』の監督である彼に、ヒットのおかげで金持ちになったかと尋ねたときだった。 ディストピア的サバイバルドラマ『イカゲーム』は、謎の組織が主催する子供の遊びをモチーフにしたゲームに、456人のプレイヤーが挑むというストーリーだ。挑戦者らに共通するのは、全員が多額の借金を抱えているということ。ゲームに勝てば456億ウォン(約43億円)という賞金を手に入れることができるが、負ければ即座に射殺される。 いまやファン監督は、このゲームの勝者と同じくらい金持ちになったのでは? 「別に金持ちじゃないですよ。でもべるのに困らないくらいの金はあります。いずれにしろ、Netflixからボーナスをもらった

    監督が語る『イカゲーム』とこの世界の現実──「僕は金持ちじゃないよ。Netflixがボーナスをくれるわけでもないし」 | 私たちはこのドラマみたいな世界に生きている
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    ura3 2021/11/12
  • フランスとドイツは激怒─G7の裏で起きていた「スパイ工作」に欧州が大揉め | 【Eye Spy】14年間も情報を傍受していたのはやはりあの国

    日々報じられるニュースの陰で暗躍している諜報機関──彼らの動きを知ることで、世界情勢を多角的に捉えることができるだろう。 国際情勢とインテリジェンスに詳しい山田敏弘氏が旬のニュースを読み解く連載。今回は、6月13日に開催されたG7のニュースによって陰に隠れてしまっていたニュースを読み解く。フランスとドイツが怒りを隠せないと憤るほどの「スパイ工作」が行われていたらしいが、一体どこの国が、何をしていたのか。 憤りを隠せないマクロン大統領 アメリカのジョー・バイデン大統領が就任してから初めてのG7(主要7ヵ国首脳会議)が、イギリス南西部コーンウォールで6月13日に開催された。そして日米の強い働きかけにより、「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記した首脳宣言が採択された。 今回、欧米の主要国が、中国の台頭に対応していくと確認しあったことが大きく注目されたわけだが、実はG7開催前に準備が進められて

    フランスとドイツは激怒─G7の裏で起きていた「スパイ工作」に欧州が大揉め | 【Eye Spy】14年間も情報を傍受していたのはやはりあの国
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    ura3 2021/06/25
    なお、日本への盗聴はなかった模様....
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